アイスコーヒーに使う豆ってどんな豆?ホットコーヒーに使う豆との違いとは

アイスコーヒーに使う豆ってどんな豆?ホットコーヒーに使う豆との違いとは

COLUMN 2019.06.24

暖かくなってくると飲むたくなるアイスコーヒー!
そんなアイスコーヒーを作るのに役立つのがアイスコーヒー豆です。

アイスコーヒー豆イメージ画像

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アイスコーヒー豆は涼し気なパッケージに入っていたり、夏になると販売コーナーができたりと、ホットコーヒーに使うコーヒー豆とはどこか異なる雰囲気があります。

今回はそんなアイスコーヒー豆についてのお話。

アイスコーヒー豆として販売されている豆がどんな豆なのか、ホットコーヒーにも使えるなどを解説させていただきます!

アイスコーヒーの種類の解説はこちら → アイスコーヒー?水出しコーヒー?冷たいコーヒーについてのお話

アイスコーヒー豆と普通のコーヒー豆の違い

アイスコーヒー豆はアイスコーヒー専用ではない

最初にお話しておくと、アイスコーヒー用として販売されているコーヒー豆は、アイスコーヒーに使うと美味しいよ!というコーヒー豆であり、ホットコーヒーを淹れるのに使うこともできます。

 

深煎りのコーヒー豆
そんなアイスコーヒー豆は氷で薄めて飲むことを想定した、しっかりとした味わいが特徴。
普通のコーヒー豆と比べると焙煎度合いが深く、粉で買うとホットコーヒー用の粉よりも細かく挽かれていることがあります

参考記事:焙煎を知ることは好みのコーヒーを知る近道です!

アイスコーヒー豆に深煎りが多い理由

アイスコーヒー豆には深煎りが多いです。
もちろん、深煎り以外の豆でアイスコーヒーを淹れることもできますが、販売されているアイスコーヒー豆の多くは深煎りのコーヒー豆です。

ではなぜ、アイスコーヒー豆に深煎りのコーヒー豆が多いのでしょうか?

 

アイスコーヒーとホットコーヒー

これは、人間の味覚が、冷たいものに関しては苦味を弱く感じ酸味を強く感じやすいという傾向があることが関係しています。
そのため、同じコーヒー豆を使って淹れたコーヒーでも、アイスとホットで味わいが違って感じるのです。

例えば、ホットだと苦味と酸味のバランスがちょうどよくて飲みやすい中煎りのコーヒー豆があったとします。
これをアイスにすると、苦味が少なく酸味が強すぎると感じることも。

そして、ホットに使うと苦味が強く酸味が弱い深煎りのコーヒー豆を使ってアイスコーヒーを淹れると、酸味と苦味のバランスがちょうどよく感じられるコーヒーになりやすいです。

主に以上の理由から、アイスコーヒー豆には深煎りのものが多いとされています!

ホットコーヒー豆でアイスコーヒーを淹れたらどうなるの?

続いて、通常のコーヒー豆(ホットコーヒー豆)で淹れたアイスコーヒーは美味しくないのか?
また、アイスコーヒー豆で淹れたホットコーヒーは美味しくないのか?
のそれぞれについて。

 

ホットコーヒーの豆のイメージ画像

まず、ホットコーヒー豆で淹れるアイスコーヒーについて。
これは問題なくアイスコーヒーを淹れることができます

例えば、アイスコーヒー用の深煎りではなく、ホットコーヒーに使われるような浅煎りのコーヒー豆で淹れたアイスコーヒーは、酸味のきいた爽やかな味わいになります。
人によっては、通常のアイスコーヒーの味よりこっちのほうが好みということも。

アイスコーヒーを飲みたいけれど、浅煎りのコーヒー豆しか無いという時にチャレンジしてみると、意外と好みのアイスコーヒーが出来上がるかもしれません!
一度お試しください!

アイスコーヒー豆でホットコーヒーを淹れたらどうなるの?

アイスコーヒー豆のイメージ画像2
ではアイスコーヒー豆でホットコーヒーは淹れられるか?
これにはいくつか注意事項がありますが、淹れることができます。

注意事項として、アイスコーヒー豆は氷で薄めても風味をしっかりと感じられるように、強い味わいのものが多いので、ホットコーヒーにすると飲みにくいかもしれません。

そのパンチの効いたホットコーヒーの味が癖になる!という人もいますが、味が強すぎると感じたら出来上がりのコーヒーに少しお湯を足して薄めたり、粉量を少なくして味の調整を行うのがおすすめです!
また、ミルクや砂糖を足して味わうのもいいと思います。

夏に買って余ったアイスコーヒー豆を使って、ホットコーヒーを淹れるとけっこう面白いですよ。

いかがだったでしょうか。
今回はアイスコーヒーの豆についてお話させていただきました。

まとめると、
アイスコーヒー豆はアイスコーヒー向きのコーヒー豆。
ホットコーヒーにすることもできるし、通常のコーヒー豆でアイスコーヒーを淹れることもできる。

色々な楽しみ方でアイスコーヒー豆をもっと楽しんでみてくださいね!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。

この記事を書いた人

SHO KONISHI

記事を通して、皆さんがコーヒーを楽しむお手伝いができればなと思っています。