必要な器具はやかんだけ!北欧式のコーヒーの淹れ方『フィールドコーヒー』を試してみました!
SPECIAL 2020.01.09
寒さが厳しくなっていく季節。
コーヒー器具は無いけれど、温かいコーヒーを自宅で淹れたいと思うことがあるかと思います!
そこで!今回はやかんだけでできる簡単なコーヒーの淹れ方にトライしてみました!
コーヒーヲタクで行っている様々な検証の記事はこちら → 検証記事一覧
使用する器具とコーヒー豆
使用する主な器具はやかんのみ!
今回検証する淹れ方は、北欧で山仕事をする人達がコーヒーを淹れる方法『フィールドコーヒー』として親しまれているそうです!
(焚き火コーヒー、煮出しコーヒー、ワイルドコーヒー、やかんコーヒーと呼ばれることも。)
コーヒー豆は約20g用意!
挽目は一般的な挽目である中挽きを使用しています。
やかんだけでコーヒーを淹れてみた
それではコーヒーを淹れていきましょう!
まずはやかんに水240mlを投入。
やかんを火にかけてお湯を沸騰させます。
お湯が沸騰したら一度火を止め、コーヒーの粉を入れます。
お湯に粉を入れた状態。
すぐにコーヒーのいい香りがしてきました!
再度火を点けお湯が沸騰したら火を止めます。
この時、火を消さず弱火のまま加熱し続けてコーヒーを煮出す方法や、
コーヒーの粉を入れた後は火を点けずに置く方法もあるそうです。
好みに合わせて色々試してみるのも面白そうですね!
5分後程放置したらコーヒーの出来上がり!非常に簡単!
とてもシンプルな淹れ方なので、豆の挽目や量、さらに煮出す時間や放置する時間を変えたりと自由度が高く検証しがいがあります!
やかんだけで淹れたコーヒーを飲んでみた
出来上がったコーヒーはそのまますぐにカップに注ぐと、やかん内の粉がドバっと入り込んでしまうので、スプーンで粉を沈めるようかき混ぜます。
カップに注いでいきます。
ここでも一気に注ぐとコーヒーの粉がカップに入ってしまうのでゆっくり注ぎます。
さらにコーヒーは最後まで注ぎきらず、やかんに少し残るくらいを意識すると粉が入りにくいです!
カップに入ったコーヒーがこちら!
正直、けっこう濁っているように見えます。
濃い・苦い・味が出すぎているといった味になっている気もしますが・・・。
飲んでみましょう!
飲んだ感想:
苦味がガツン!とくる濃いコーヒー。
とはいえ、味が出すぎているわけでも濃すぎるというわけでもありません。
濃いコーヒーが好きな人にはしっくりくる味かもしれないです。
しかし、好みが分かれるポイントとして、フィルターで粉を濾していない都合上カップに粉が入りやすく、コーヒーが粉っぽくなり後味がどろっとしています。
これにより誰もが飲みやすいコーヒーではなく、はっきり好みが分かれそうです。
粉っぽさを軽減するために例えば、やかんに入ったコーヒーをペーパーフィルターや茶こしに注いで粉を濾すといくらか飲みやすくなり、濃くて苦いコーヒーが好きな人にはたまらないコーヒーになるのでは?と感じました。
いかがだったでしょうか。
今回はやかんを使ってコーヒーを淹れてみました。
特別な器具が要らないので、淹れ方としてとにかく手軽なのが魅力!
しかしはっきり好みが分かれる味わいなことと、コーヒーに粉が入らないようにするために手間がかかるのがネックかなと感じました。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。