コーヒー豆を茹でる・焼く!?5パターン比較検証!

コーヒー豆を茹でる・焼く!?5パターン比較検証!

SPECIAL 2019.02.18

今回はコーヒーを飲むのは好きだけど知識はほぼない学生による、「コーヒー豆を茹でたり焼いたりしたら味に違いは出るのだろうか?」という、率直な疑問からコーヒー豆の比較検証を行いました!
名付けてコーヒー豆茹で焼き検証
今回は、【通常】【茹でる】【焼く】【茹でた後に焼く(以下茹で焼きと記す)】【冷凍する】という5パターンで比較検証してみました!どのような検証結果になるのか楽しみですね~。

LIST OF CONTENTS

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用意するもの

使用する器具
・フライパン
・小鍋
・木べら
・コーヒー豆 100g
・手挽きミル
・紙コップ 5つ
・フレンチプレス 5つ

※画像にありますお玉は使用しません。

コーヒー豆の準備

① コーヒー豆を20gずつ計量し、【通常用】【茹でる用】【焼く用】【茹で焼き用】【冷凍用】の5つに分け、紙コップに入れます。

【冷凍用】は先に冷凍庫へ。【通常用】はそのまま一旦放置。

③ さて!いよいよお楽しみの【茹で】ターン!
コーヒー豆を茹でる下準備
小鍋に水を張り、火をつけ沸騰するのを待ちます。

沸騰した鍋にコーヒー豆を投入
沸騰したら、コーヒー豆をお湯に投入。だばだば~。

コーヒー豆を茹でる
コーヒー豆が湯に浸かっている…!なんともシュール。
このまま蓋をして5分間茹でます
だんだんコーヒーを焙煎しているような香りが…!

茹でたコーヒー豆から茶色い出汁(?)が
5分経ったら蓋を開けます。オープン。
なんとお湯がほんのり茶色く色づいているではありませんか~!

茹でたコーヒー豆をザルに移す
茹で上がったコーヒー豆をザルにあけます。じゃー。

ザルに入ったコーヒー豆
見た目は特に変化なし。色も大きさも変わった気はしません。
触ってみると豆が柔らかい。重さを量ってみるとなんと30g!+10g
随分と水分を含んだコーヒー豆に…!

④続いて【茹で焼き】
茹でる過程は先程同様、沸騰したお湯で5分間茹で、ザルで水を切ります。
茹でたコーヒー豆を焼く
温めたフライパンに茹でた豆を投入。
フライパンにコーヒー豆。少しお洒落…!?

茹でたコーヒー豆を木べらを使って炒める
こちらは4分間火を通しながら、たまに木べらでササッと。躍動感。

パチパチとした音が聞こえるコーヒー豆
茹でて水分を含んでいるからか、パチパチと炒める音が。
コーヒー豆の香ばしい香りも。
触ってみると、少し柔らかい。けど先程の茹でのみよりはかためです。
重さは26gで+6g茹でただけの豆より水分が飛んだようです。

⑤最後は【焼き】
焼き用のコーヒー豆をそのまま!遠慮なく!フライパンへ!カランカラン~
水分を含んでいない音がする。茹でた後にはならなかった音…楽器みたいですね。

コーヒー豆を焼く
茹で焼きの時のパチパチ音はなし。
焙煎臭が強めに感じる…そして心なしかテカりが…?そしてほんのり色づきました。
これぞまさに焙煎……!
重さの変化はありませんでした。

コーヒー豆を挽く

さて、先程用意したコーヒー豆を挽いていきます。
【冷凍用】は挽く直前まで冷凍庫に入れておきます。
電動だと機械を壊してしまうかも、という可能性を考慮し、手挽きミルでトライ。

【通常】のコーヒー豆
通常のコーヒー豆を挽く
うん。普通。いつものやつ。

【茹で】のコーヒー豆
……!?
挽いてる感覚がない…だと…!?
全然音もせんし豆が挽けてる感覚もあらへん…。
僅かに何かをスライスしているような感覚が…?
中を確認してみると少しずつ挽けてはいる様子。
大変時間がかかりました。
茹でたコーヒー豆を挽く
そして挽き終わったコーヒー豆がこちら。
……粗いッ!激粗!!!!!
「挽く」とは。すごく豆ですね。サイズ感。
例えるならばスライスしたトリュフ

【焼き】のコーヒー豆
挽いてる感覚、コーヒー豆。これこれ。コーヒー豆ってこれだった
非常に挽きやすい…気持ち【通常】の豆よりもかたい。
焼いたコーヒー豆を挽く
挽き終わった豆は僅かに通常より細かい…?気持ち程度。ほぼ変わりません

【茹で焼き】のコーヒー豆
【茹で】に比べると僅かながら音が…!
挽いてる手ごたえも【茹で】より感じる…!
茹でて焼いたコーヒー豆を挽く
そんなこんなで挽き終わった豆がこちら。
粒黒胡椒……?
そして茹でより挽いてる感はあったのに、茹で焼きの方が挽くのに時間がかかりました

⑤最後に【冷凍】のコーヒー豆
【通常】のコーヒー豆と同じ感覚。
冷凍のコーヒー豆を挽く
見た目も特に変わりないです。

コーヒーを淹れる

さて、コーヒー豆をすべて挽き終わったということで。
コーヒーを淹れていきたいと思います。

フレンチプレスにお湯を注ぎ、待つ
フレンチプレスにお湯を注ぎ、4分間待ちます。
5つ並んでいる光景、なんだかシュールですね。アンテナみたい

揃ったコーヒー
4分経ったら、フレンチプレスの棒を押し下げてそれぞれグラスに注いでいきます。
色は【茹で】【茹で焼き】見るからに薄い
【通常】【焼き】【冷凍】は…変わりなし。どれも同じ。
色の違いを確認したところで、早速飲み比べてみたいと思います。
いざ、テイスティング!

コーヒーの試飲とまとめ

5パターンのコーヒーを試飲
わかりやすく簡潔に、比較項目を下記にまとめました。どん!

豆のにおい(薄い⇔濃い)
冷凍通常茹で焼き茹で焼き

豆の色(薄い⇔濃い)
冷凍通常茹で焼き茹で焼き

挽いた豆の粗さ(細かい⇔粗い)
焼き通常冷凍茹で茹で焼き

コーヒーの味(薄い⇔濃い)
茹で茹で焼き通常冷凍焼き

コーヒーの色(薄い⇔濃い)
茹で茹で焼き通常冷凍焼き

今回の検証、いかがだったでしょうか?
コーヒー豆を茹でたり焼いたりしたのは初めてでしたが、新たな発見が出来て面白かったです。
焼きと冷凍は気持ち程度ですが濃くなる気がしますが、大差はないので通常のコーヒーで十分だと思います。
茹でるシリーズはおすすめしません。普通に飲んだ方が絶対に美味しいです!!!
以上、コーヒー豆茹で焼き検証でした。

この記事を書いた人

MAYUKA SUNO

コーヒーは基本ブラックしか飲みません。大学生です。
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