手順はたった４つ！風味豊かなコーヒーを簡単に淹れられる器具の魅力とは

まずは外観の確認。素敵なデザインの箱に入っています。

パーツはフタ、ゴールドフィルター、ダブルウォールのガラスマグの３つ。
保温性能の高いガラスマグは単体で使用することもできます。

一般的な大きさのマグカップとの比較。
ガラスマグの耐熱温度差は120度で、最大容量は180ml、マグの重さはおよそ180g。
持ち手が大きく、がっしり掴めるので取り回しがしやすいです！

ステンレスに純金コーティングが施されたゴールドフィルターは、コーヒーの風味に影響を与えにくく、フィルター自体に臭いも付きにくいので衛生的とのこと！
フィルターの穴は前回レビューしたコーンゴールドフィルターの縦長のメッシュ構造とは異なり、丸い穴。
サイズが合えばゴールドフィルターを別のマグカップで使用することもできそうですね！

それでは取扱説明書のレシピ通りにコーヒーを淹れてみましょう！
説明書によると、コーヒー180mlを抽出するのに必要なコーヒー粉は10~12gで挽き目は中挽き。
好みによって挽き目や粉の量を調整することで味わいを変えることができるそうです。

まず沸騰したての熱々のお湯約10mlをフィルターに注いでいきます。
それから40秒間コーヒーを蒸らし、蒸らしが終わったら約170mlのお湯を注ぎます。
お湯を注いだらコーヒーが抽出されるまで待機。

最初にお湯を注いでからおよそ4分経ったら、フタを５回ほどくるくる回します。
これにより全体のコーヒーの濃さが均一になります。

フタを取り外し、逆さまにしてその上にフィルターを置きます。
コーヒーの湯気でぬれているフタとコーヒーが滴り落ちるフィルターの置き場所に困らないのでかなり便利です！

出来上がったコーヒーがこちら。
マグの保温性能が高いため、出来上がったコーヒーは熱々です。

金属フィルターで淹れたコーヒーの確認をする時の恒例行事、コーヒーオイルの確認。
オイルがコーヒーの表面にたっぷり浮かんでいるのが確認できます。
オイルの確認もしたところで飲んでいきましょう！

飲んだ印象：
コーヒーの風味と甘みがきちんと抽出されています。
前回のコーンゴールドフィルターと比較すると、コーヒーの特長は出し切れていない印象ですが、むしろこちらの方がさっぱりしていて飲みやすいという人もいるかもしれません。

良かった点はまずなんといっても本当に簡単な手順で風味と甘みを引き出したコーヒーを淹れられること！
ハンドドリップで重要な少しずつお湯を注ぐためのドリップポットが必要なく、フレンチプレスのように器具でコーヒーを作って別に用意したカップに注ぐという手間がありません。
この器具は他に用意する物がほとんどないというのがとてもいいです。

次にガラスマグの保温性能が高く、温かいコーヒーを長く楽しめること。

そして、フタをフィルター置きにできたり、フィルターが上の画像の通り、ろうと状になっているのでコーヒーの粉が入れやすいなど細かい点で使い勝手が良い所です。

対して気になった点はコーヒーに入ってしまう微粉と、コーヒーの味わいに好みが分かれることでしょうか。
普段ペーパーフィルターで淹れるスッキリした味わいに慣れている人は、金属フィルターの味わいに好き嫌いがけっこう分かれる印象があります。
今回の器具で淹れるコーヒーの味わいの傾向はフレンチプレスに似たような感じ。
一度も金属フィルターを使用した器具で淹れたコーヒーを飲んだことがない方は、実際に飲んでみてからの器具の購入をおすすめします！