気鋭の喫茶店『蕪木』店主が綴った本『珈琲の表現』

本の中には、文章を彩るように『蕪木』の写真が数多く掲載。

蕪木さんの丁寧な仕事の様子やお店で使われている器具の写真を見ていると、ついつい時間を忘れてしまいます。

『珈琲を淹れる』の章では、基本的なレシピの他、「香り」「酸味」「苦味」といった珈琲の風味を引き出す理屈や、淹れ方のこつが掲載されています。

珈琲豆の挽目やお湯の温度、抽出時間が風味に対しどのような影響を与えるかを知っておけば、
「もっとコクがある珈琲を淹れたい」「軽やかな味わいに仕上げたい」と思った時にどこを調整すればよいかわかるようになります。

普段は本やウェブサイトに掲載されているレシピで珈琲を淹れているという方も、 こちらの章を読んでみて、より自分らしい珈琲を淹れてみてください！

『珈琲を知る』の章は、産地や精製方法、焙煎度合いといった項目について解説されています。

特にこれから珈琲の知識を深めていきたいという方が抑えておきたい内容！
基本的な情報は自分好みの珈琲を選ぶのにきっと役立ちます。

『珈琲を愉しむ』の章では、気持ちよくスタートしたい朝には淡い珈琲を、疲れた時には濃厚な珈琲を嗜むといった蕪木さんの好む珈琲の淹れ方が掲載。 
時間や自分の感情にあわせて珈琲を淹れるという楽しみ方は是非真似したいです！

また、カフェオレやアフォガード、トーストなどの喫茶店で見かけるアレンジドリンクや軽食のレシピも掲載されているので、自宅で喫茶店メニューを再現してみる、といった楽しみ方も素敵ですね。