もう不味いなんて言わせない!コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを楽しむ5つの使い方!

もう不味いなんて言わせない!コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを楽しむ5つの使い方!

COLUMN 2018.12.28

「コーヒーメーカーでは美味しいコーヒーを楽しめない!」と決めつけてはいませんか?

そんなことはありません。

ちょっと気をつけたり、工夫をすればコーヒーメーカーでも充分美味しいコーヒーを楽しめるんです!
今回はそんなコーヒーメーカーで美味しくコーヒーを楽しむためのお話。
手軽にコーヒーメーカーの味をアップする5つのテクニックを紹介していきます!

コーヒーメーカーの最新記事はこちら → https://coffee-otaku.com/archives/tag/コーヒーメーカー

保温プレートの使いすぎにご注意!

保温プレートの上に置きっぱなしになったコーヒー温かいコーヒーを長く楽しめてとっても便利な、保温プレート

休日に大量に作り置きしたホットコーヒーを飲みながら、読書をしたり音楽を聴いたりするのはとっても楽しい時間。
ですが、読書に夢中になって、コーヒーを何時間も放置!
気づいて飲もうとしたら「苦っ!こんなの飲めるか!」となった経験、ありますよね!

  時計とコーヒーそんな保温プレートの使いすぎによる煮詰まり対策は、
まず保温プレートにコーヒーを置きっぱなしにしないこと!
機種によって保温プレートの温度は異なりますが、だいたい30分〜1時間くらいしたらコーヒーが煮詰まってしまいます。
その前にコーヒーを飲むか、カップに移し替えてしまいましょう。

  ふきだし保温プレート使わなかったらコーヒー冷めちゃったよ!どうしてくれるの!!!
という人には電子レンジでの温め直しをおすすめします。

とはいえコーヒーを再加熱すると、多少なりとも風味が飛びます。
なるべく風味を保つコツは、急激に加熱せず、ゆっくり温めること。
電子レンジをなるべく低いワット数で使用し、時間をかけて温め直してくださいね!

  保温サーバーからマグカップにコーヒーを注ぐ保温プレートを多用せず、温かいコーヒーを楽しむテクニックをもう1つご紹介。
それは保温用のサーバーを使用する方法!

最初からステンレス製の保温サーバーが付属しているコーヒーメーカーもありますし、
ガラスサーバーが付属しているものなら、別に用意した保温用のサーバーに移し替えると良いですね!

保温ポットの記事はこちら → https://coffee-otaku.com/archives/tag/保温ポット

「蒸らし」を活用する

コーヒーの粉を蒸らしているコーヒーの風味をしっかりと引き出すのに役立つ「蒸らし」

「蒸らし」というのはコーヒーの粉にお湯を少しかけ、お湯をしっかりと浸透させるテクニック。
喫茶店のマスターがコーヒーの粉にさっとお湯をかけて膨らませ、しばらく待っているあれです。

一部のコーヒーメーカーには「蒸らし」を自動で行うすごい機能がついていますが、
機能が搭載されていないものでも「蒸らし」を行うことはできるんです!

電源をオフにするその方法が、お湯がポタポタと粉に落ちてきたら一度電源を切る、というもの!シンプル!

電源をオフにしてから30秒くらい経ったら、再度電源をオン。
これで機能が無いコーヒーメーカーでも「蒸らし」を活用したコーヒーを淹れられるんです!
(一部の機種は途中で電源を切るのがNGなこともあるので注意が必要です。)

簡単なテクニックですがけっこう風味が変わってくるので、時間がある時にでも一度お試しあれ!

器具を温める

コーヒーがぬるいと感じる男性

このコーヒー、ぬるくない?

コーヒーメーカーで淹れたコーヒーが「淹れたてなのにぬるい!」と感じたことはありませんか?

ひょっとするとそれは器具が温まっていないからかもしれません。

本当はコーヒーを淹れる前に、水だけをコーヒーメーカーに入れて使用し、内部とサーバーを湯通しするのがベスト。 とはいえ毎回行うのは正直面倒くさい・・・。

サーバーをお湯を注いで温めている手軽な方法としては、沸かしたお湯をサーバーに注いで温め、サーバーに入ったお湯をカップに注ぐだけでも随分と違います。 (カップに注いだお湯はコーヒーを入れる前に捨てるのを忘れずに!)
コーヒーの好みの温度は人それぞれですが、一般的に美味しいと感じる温度は60~70℃程度
しっかり器具を温めて、ぬるくない、飲み頃温度のコーヒーを楽しみたいですね!

自分好みのフィルターに変えてみる

ペーパーフィルターコーヒーメーカーにはペーパー、メッシュ、金属など様々なフィルターが採用されています。 そしてそれぞれのフィルターには互換性があることも。

 

コーヒーメーカーのドリッパー部分

台形型のペーパーフィルターを使用するコーヒーメーカー

普段ペーパーフィルターを採用しているコーヒーメーカーには金属フィルターを。
金属やメッシュのフィルターを使用しているものにはペーパーフィルターを使用してみると、 ぐっと風味が変わります!

様々なフィルターの紹介記事はこちら → https://coffee-otaku.com/archives/tag/フィルター

 

コーヒーメーカーに金属フィルターをセット画像は普段ペーパーフィルターを使用しているコーヒーメーカーに金属フィルターを使用したもの。
これで淹れたコーヒーは、ペーパーで淹れるより香り高く、まろやかなコーヒーで僕はけっこう好みですが、 ペーパーで淹れたものの方がすっきりしていて好み!という意見もありました。
色んなフィルターを試して、自分の好みに合うものを見つけてくださいね!

水と豆の量を守る

コーヒーメーカーのサーバー最後は基本的なことですが、水と豆の分量を守ること。

コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる時、適当に水をドバーッ!と入れ、粉を毎回別のスプーンでパパッ!と入れ、スイッチオン! としている人、いないですか?
ちなみに僕は以前使っていたコーヒーメーカーに付属してきたスプーンを紛失し、毎回近くにあった適当なスプーンを使用した結果、コーヒーが薄くなったり濃すぎたりと安定しないことがありました・・・。

美味しいコーヒーを安定して淹れるなら目分量ではなく、なるべく正確に量を測ることが大切!

毎回スケールでコーヒー豆と水の量を測る!とまではいかなくても、 水はメモリぴったり!豆は専用のスプーンですりきり一杯! など、基準となる分量をしっかりと守ることが、美味しいコーヒーを安定して楽しむために重要です!

いかがだったでしょうか。 今回はコーヒーメーカーで美味しくコーヒーを楽しむ方法を紹介させていただきました。

今回のまとめとしては、
◯保温プレートにコーヒーを置きっぱなしにしない
◯「蒸らし」を活用する
◯器具を温め、飲み頃温度を楽しむ
◯フィルターを使い分け、自分好みの味を探してみる
◯水と豆の量をしっかり守り、適切な量のコーヒーを淹れる
の5つ。

コーヒーメーカーで美味しくコーヒーを淹れてみたい!という場合、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。 最後まで読んでいただいてありがとうございます。 皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。

この記事を書いた人

SHO KONISHI

記事を通して、皆さんがコーヒーを楽しむお手伝いができればなと思っています。