知れば知るほど役に立つ!コーヒーの粉の再利用法3選!
COLUMN 2018.09.27
コーヒーを淹れた後に残る粉。
毎日コーヒーを淹れるとけっこうな量がでて、捨てるのがもったいないと思ってしまいます。
消臭剤として再利用できるのはけっこう知られていますが、他にも様々な利用の仕方があるんです。
今回はそんな抽出した後に残るコーヒーの粉の再利用について。
知っておくとちょっとためになる。
そんなお話をさせていただきたいと思います。
LIST OF CONTENTS
消臭効果抜群!だけれど湿ったままの使用には要注意
コーヒーはニオイを吸収しやすい性質があります。
この性質を活かし、抽出した後のコーヒーの粉を使って消臭剤として使うのはよく知られています。
コーヒーの粉を乾燥させて不織布のだしパックやお茶パックに入れてニオイが気になる場所に入れておくと、しっかりニオイをとってくれます。
しかし、湿ったまま使用するとすぐにカビが生えてしまうので、まんべんなく乾かすようにしてください。
僕は普段、湿ったままの粉を耐熱皿に入れ、電子レンジで1分ほど加熱して使っています。
これで電子レンジの中の嫌な香りがかなりとれます。
この使用法だとコーヒーの粉を湿ったまま使用でき、乾かす手間がかかりません。
あとは湿ったままの粉を小皿などに盛って、トイレの角に置いておいても脱臭効果を発揮してくれます。
カビが生える前、だいたい1〜2日ごとに取り替える必要がありますが、おすすめの使い方です。
粉を肥料にするためには発酵が必要
肥料として使用するのも時々耳にする活用法。
しかし、コーヒーの粉をそのまま畑に撒いたり、土に混ぜるとコーヒーに含まれるカフェインなどの成分が植物の生育を妨げてしまいます。
肥料として使用するには、コーヒーの粉を発酵させる必要があります。
腐葉土などの堆肥と一緒に混ぜ、発酵してから使用しましょう。
コーヒーの粉が元々持っている防虫作用と合わさって立派な肥料として使用することができます。
猫よけ・虫よけが低コストで可能
コーヒーの粉は虫よけや猫よけに役立つとされてます。
コーヒーの粉を虫よけ・猫よけに使う長所は市販の薬剤などを購入せず、捨てるはずだったコーヒーの粉を利用できるのでコストが低く済むこと。
スプレータイプなどの猫よけグッズの香りが苦手!という人でも、毎日飲むコーヒーの香りなら大丈夫という点もメリットですね。
短所として、コーヒーの粉が水で流されやすく効果期間が短めなので、頻繁に撒く必要があること。
猫よけの効果自体も猫の個体差があり、まちまちだそうです。
毎日コーヒーを淹れていて、毎日けっこうな量の抽出カスがでているという方は一度試してみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか。
今回はコーヒーの粉の再利用についてお話させていただきました。
今回ご紹介した以外にも、コーヒーの粉を入浴剤や石鹸にする人、カップやタンブラーといった製品にして販売している企業など様々な再利用のされ方をしています。
ご家庭で、自分が手間をかけられる範囲で、コーヒーの粉を活用してみてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。