【レビュー】洗練されたデザインはそのまま大容量に進化!ツインバードの全自動コーヒーメーカー CM-D465Bを使ってみました!
COFFEE NEWS 2019.11.13
ツインバードの全自動コーヒーメーカー CM-D465B
従来の機種が1度に3杯までコーヒーを淹れられるのに対し、
新機種は6杯まで淹れられるという容量たっぷりのモデルです。
大容量のコーヒーメーカーは、ボトルに沢山コーヒーを淹れて持っていきたい時、オフィスでコーヒーをふるまう時にとても重宝します!
そんな注目の全自動コーヒーメーカーを今回試用させていただくことができました!
ありがとうございます!
そんなわけで今回は、製品の特徴や使い勝手、淹れられるコーヒーの味などの情報をたっぷりとお伝えしていきます!
製品の外観や特徴をまとめた記事はこちら → ツインバードのあの名作コーヒーメーカーに待望の新タイプ『全自動コーヒーメーカー CM-D465B』登場!
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全自動コーヒーメーカー CM-D465Bの外観と特徴
まずは外観から見ていきましょう。
マットブラックカラーがよく似合うスタイリッシュな本体は高級感があり、質感が非常に高いです。
横幅は約16cmとコンパクトで、スペースが限られるキッチンスペースでも置きやすい!
撮影中に通りがかった弊社スタッフが足を止め見入ってしまうほど洗練されたデザイン。
どの角度から見ても画になります。
操作するダイヤルやボタンはほとんど本体正面に揃っています。
ダイヤルを回した時の感触やボタンの押し心地がすごく良いのも◯!
挽目調整のダイヤルも正面に。
粗・中・細の3段階にコーヒー豆の挽目調整ができます!
水タンクは本体上部に付いています。
タンクに入れた水は全て使い切るので、適当に水を入れず、サーバーやスケールなどで計測する必要があります。
タンクは取り外し不可で丸洗いはできませんが、内部の水を排水するモードを搭載し、クエン酸洗浄にも対応しています。
水タンクの手前には最大でコーヒー豆が約66g入るホッパーが。
直径が大きめで豆を投入しやすいです!
大量のコーヒー豆を均一に挽くことができるというミルの刃。
性能が良いのはもちろん重要ですが、工具不要で簡単に取り外せるのがとても嬉しい!
付属のブラシでささっと粉を落とせるので、コーヒーを淹れ終えた後に掃除をするのが非常に楽です。
また、このコーヒーメーカーはミルだけで使用することも可能。
ドリッパーとサーバーも単体で使用できるので、気分によってハンドドリップでコーヒーを淹れることができるのも魅力です!
6杯分(約900ml)のコーヒーが入るサーバーとサーバーの上に載せて使用するドリッパー。
計測してみると、サーバーの目盛り1つあたり約150mlといったところ。
ドリッパーは大小2つのサイズのものが1つずつ付属し、容量に応じて使い分けます。
これにより1~3杯と4~6杯それぞれの容量に適した抽出ができるようになるとのこと!
2つのドリッパーはスタッキング式。
大きいドリッパーはそのままサーバーに載せて使用できますが、
小さいドリッパーは大きいドリッパーにスタッキングした状態で使用します。
全自動コーヒーメーカー CM-D465Bで実際にコーヒーを淹れてみた
それでは実際にコーヒーを淹れていきましょう!
まずはコーヒーサーバーで水を計量し、タンクに注いでいきます。
タンクは幅が広く水が入れやすいのが好印象。
今回は6杯分のコーヒーを淹れるべく、だいたいサーバーの目盛り6くらいの水をタンクに入れます!
続いて、ドリッパーをガラスサーバーにセット。
ドリッパーにセットするペーパーフィルターは台形のものを使用。
台形フィルターはスーパーやコンビニ等で手軽に手に入るので、補充しやすいのがいいですね!
使用するコーヒー豆は付属のカップで計量。
この計量カップ、浅煎り・中煎り・深煎りによって目盛りの位置が異なります。
使用する豆の焙煎度合いによって豆量が異なるという所に強いこだわりを感じます!
ホッパーに豆を投入し、フタをします。
ちなみに、粉からコーヒーを淹れる場合は、ホッパーには何も入れず、フィルターに直接粉を入れて使用します。
挽目は中挽きを選択。
メニューダイヤルを、豆から抽出、湯温83℃、蒸らし調整湯量6杯にセット。
本体側面についている主電源をオンにし、正面のスタートボタンを押すと抽出開始!
豆からコーヒーを淹れると、お湯を沸かしながらミルが作動。
本体とドリッパーの合間に設けられた隙間からコーヒーのいい香りが漂ってきます!
しばらくすると挽かれたコーヒーの粉がこんもりとした山に。
ハンドドリップでは粉を平らにすることがほとんどですが、このコーヒーメーカーではシャワードリップによって粉の山が崩されるので、平らにする必要はないそうです。
お湯が設定した温度に達するとドリップ開始。
一定時間おきにお湯を注ぎ、止まり、注ぎを繰り返し少しずつコーヒーが出来上がっていきます!
別アングルから見たドリップ。
6方向からお湯が注がれています。
お湯を注ぐのが終わるとピピッという音が鳴って知らせてくれます。
ドリッパーに溜まったお湯を最後まで落としきると雑味が入るという意見もあるので、お湯が残った状態でドリッパーを外してしまうのもいいですし、ドリッパーに注いだお湯が落ちきるのを待つのもいいと思います。
豆の量や室温等でお湯を沸かす速度は変わるので参考までに、今回6杯分のコーヒーが完成するまでに要した時間は約13分でした。
コーヒーを淹れ終えた後のコーヒーの粉はこんな感じ。
ドリップした後に残る粉の形状はすり鉢状になっているのが望ましいと言われることが多く、今回の粉はまさしくすり鉢状!
コーヒーメーカーで淹れたとは思えないほどきれいな形になっていて驚きました。
全自動コーヒーメーカー CM-D465Bで淹れたコーヒーの感想
それでは淹れたコーヒーを飲んでいきましょう!
今回は酸味が特徴の弊社オリジナルブレンドを飲んでみました。
コーヒーを飲んだ感想:
マイルドな酸味と甘みを感じられ、雑味は一切ありません。
ごくごく飲めるあっさりとした味わいでとても飲みやすく美味しいコーヒーです。
あっさりとした味といっても、薄いコーヒーというわけではなく、ほどよいコクがある絶妙な濃度に仕上がっています。
試飲した弊社スタッフからは
「コーヒーは苦手だけれどこのコーヒーはバランスが良くて好きです」
「コーヒーメーカーで大量に淹れたとは思えないくらい美味しい。コーヒーメーカーの価値観が変わりました。」
「自分でハンドドリップで淹れたコーヒーより美味しいかもしれません・・・。」と感想があがりました!
ちなみに、他の設定は同じままに温度を83℃から90℃に変えてみたところ、
香りと甘みが強く、コクが引き立った濃いめの味わいに変化しました。
個人的には83℃の時のバランスの良さが好みでしたが、試飲した弊社スタッフの中にはこちらの方が美味しいという意見も。
好みや気分に合わせて簡単に味わいを変えられるのが良いですね!
また、83℃設定で1杯分のコーヒーを淹れて飲んでみても6杯分とほぼ同じ味わいで、杯数を変えてもクオリティーが変わらないことに驚きました。
使ってみて気になった点
続いて、実際に使用して少し気になった点をお伝えします。
まず、挽目ダイヤルや各調整ダイヤル・スタートボタンが正面に、水タンクと豆を入れるホッパーが上部についているにもかかわらず、主電源のみが側面にあること。
主電源が正面か本体上部に付いていれば両サイドに物を置けるので少しだけ残念・・・。
続いて、計量カップの表記が見にくいこと。
浅煎り・中煎り・深煎りと焙煎度合いごとの量を記載した計量カップですが、表記が透明でとにかく見にくい・・・。
こだわりが感じられる計量カップですが、文字がよく見えるように赤字等で書いてくれていればもっと良かった・・・と思ってしまいました。
気になった点を2つあげましたが、その他の使い心地に関してはほぼ完璧だと感じるほど、完成度の高い製品でした!
まとめ:
◯マットブラックカラーの洗練されたデザインと高い質感
◯6杯分までのコーヒーを安定して淹れられる
◯好みや気分に応じて味わいを簡単に調整でき非常に便利
◯付属の計量カップや主電源の位置が若干気になる
美味しいコーヒーを淹れられるのに加え、デザイン性やダイヤルの感触、本体の質感等の良さにより、使っていてワクワクするコーヒーメーカー!
使用する前は6杯分のコーヒーを一気に淹れると美味しくないのでは?とか、
3杯用の従来機種よりデザイン性が劣るのでは?と思うこともありましたが、コーヒーは美味しくデザインはかっこいいまま。全くの杞憂でした。
価格は通常のコーヒーメーカーに比べると高価ですが、その価値は充分あると感じました!
下記にツインバードの公式サイトのリンクを掲載しておきますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください!
【ツインバード / 全自動コーヒーメーカーCM-D465B】
http://www.twinbird.jp/products/cmd465.html
ツインバードの全自動コーヒーメーカー CM-D465Bのスペックを紹介した記事はこちら
ツインバードのあの名作コーヒーメーカーに待望の新タイプ『全自動コーヒーメーカー CM-D465B』登場!
昨年ツインバードから発売され、大人気の全自動コーヒーメーカー CM-D457Bにバリエーション機種が登場!従来機種が3杯までのコーヒーが抽出できる仕様だったのに対し、
新機種は6杯まで抽出できるようになりました。
しかも!抽出量を増やすためにサーバーや水タンクの容量を大きくし...