MORIHICO.の軌跡あるいは代表市川草介さんから学ぶ、コーヒービジネスの在り方|カフェがなくなったら…
COFFEE NEWS 2019.09.19
北海道を代表するコーヒー店 MORIHICO.の代表である
市川草介さんの書籍カフェがなくなったら…
MORIHICO.は札幌を中心に13店舗を展開し、大手食品メーカーと提携してコーヒー豆を全国販売するなど、
今、北海道でもっとも勢いがあると言えるコーヒーブランド。
書籍では、そんなブランドを作り上げた市川さんがMORIHICO.の軌跡と自らがコーヒーやビジネスに対して抱く考え方を語っています!
LIST OF CONTENTS
MORIHICO.の軌跡と市川さんの思いを知ることができる一冊
カフェがなくなったら… 目次
第1章 「森彦」から「MORIHICO.」へ
第2章 コーヒー屋が大好き
第3章 コーヒーのある風景
第4章 コーヒービジネスという魔物
第5章 コーヒービジネスが教えてくれたもの
エピローグ コーヒー大学という構想
第1章では、円山で開かれた1号店の森彦から最新の店舗であるRESTAURANT DAFNEまでの空間づくりについて掲載。
特に森彦の誕生秘話は市川さんの生い立ちを含めて語られる激動の内容で、青春小説のようでした。
第2章は個人的にお気に入りの章。
美麗な写真と情緒的な市川さんの言葉でコーヒーとそれにまつわる人や文化を語った章で、まるで1つの詩集!
実際にMORIHICO.の店舗でこの章を読みながらコーヒーを飲んだらより美味しく感じられるだろうなぁと思います。
第3章以降では、市川さんのコーヒー文化やビジネスに対する感覚、さらに今後の構想までもが語られています。
市川さんがMORIHICO.を経営してきて抱いている想い、そして日本のビジネスへの疑念などが赤裸々に掲載された内容。
詳しくはぜひ実際に書籍を手にとって読んでいただきたいです!
難しそうな本だなと感じるかもしれませんが、読んだ印象としてはすごく読みやすい本!
まるで実際に市川さんと話しているような、引き込まれるような内容で、
一気に読み終えてしまいました。
市川さんの情熱が詰まった一冊。
ぜひご一読ください!