廃棄コーヒー豆を活用してカップとドリップポットを作りたい!
COFFEE NEWS 2018.10.17
クラウドファンディングサイトCAMPFIRE (キャンプファイヤー)で廃棄されるコーヒー豆を使用して作られたカップとドリップポットが支援を募集しています。
静岡のコーヒーロースターIFNi ROASTING & CO.の松葉正和さんと陶芸家の大江憲一さんがタッグを組んで作成した魅力あふれる製品をご紹介します!
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コーヒー豆を最後まで使い切りたい
このプロジェクトのはじまりは、コーヒーロースターの松葉さんと陶芸家の大江さんのそれぞれの悩みがきっかけでした。
松葉さんがコーヒー豆を焙煎する中で欠かせない、焙煎後のコーヒー豆の選別。
雑味のないコーヒーを目指して行われる徹底したハンドピックにより、
大量の廃棄豆が出てしまいます。
遠い国からはるばる日本にやってきたコーヒー豆をなんとか最後まで使い切りたい。
そんな悩みが松葉さんにはありました。
気軽に使える製品をつくりたい
一方、陶芸家の大江さんにも悩みが。
それは作家が作った一点物の製品は壊れるのがもったいなくて、飾られたままで使用されないというもの。
そんなコーヒー豆を最後まで使い切りたいという松葉さんの思いと日々の生活の中で気分良く使用できる、飾らない製品を作りたいという大江さんの思いがカタチになって出来上がったのが今回の製品なんです!
このなんとも言えない素敵な青色はコーヒー豆を釉薬(ゆうやく)として使用することで実現した色。
コーヒー豆を陶器の表面をコーティングしてツヤを出すための釉薬に使用することで色々な色を出すことができるそうです!
気軽に使えてデザインも素敵な製品
ここからは製品ごとの特長をご紹介。
まずは浅型のコーヒーカップ。容量は容量およそ180ccで、手に馴染みやすいという形状は可愛らしくも、かっこよくも思える素敵なもの。
続いて深めのコーヒーカップ。
容量は浅めのものと同じ約180ccで、同じ形のものとスタッキング可能で収納に便利ですね。
ちなみに浅型のカップもスタッキング可能です。
最後は独特の形状のドリップポット。
僕は初めてこの製品を見た時に「醤油差しにも使えそう」と思いました。
クラウドファンディングサイトの紹介によると
コーヒーを淹れる際にドリップ用という限定されたものを毎度使うことに疑問をもったところから生まれたドリップポット。
1日の中で、ドリップするとき以外使わない器具よりも様々に使える利便性のあるものの方が良いので、従来の形から離れたものを作りたかった。他の飲み物はもちろん、ドレッシングや醤油など使い方は自由度があるものです。
あと、食卓にあっても違和感ないことが大事でした。
とのこと。
実用性も抜群で、ポタポタとお湯を注ぐ点滴ドリップやまっすぐ落ちるお湯を注ぎやすい形状です。
普段遣いができる素敵な製品で、さらに廃棄コーヒー豆の活用にも繋がるというこのプロジェクト。
より詳しい製品の内容や具体的な支援内容は下記のCAMPFIRE (キャンプファイヤー)のページに掲載されています。
気になる方は是非チェックしてみてください!
【ムダなく全て使い切る。廃棄コーヒー豆を使用したカップ&ドリップポットを作りたい!】
https://camp-fire.jp/projects/view/79552