Coresアリタブルマグが新発売!有田焼のダブルウォールマグがいい感じ
COLUMN 2023.02.20
コーヒーヲタクの運営元、commono株式会社が開催する「コーヒーシティフェスティバル」でもいつも協賛をいただいておりますCores社さまより、新製品のお知らせが届きました。
有田焼のダブルウォールマグ、「アリタブルマグ」です。
発売日は2023年2月8日。
もうお店で見かけたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は「寒い冬にはあったかいコーヒーを両手ですっぽり包みたい」、というタイプのあなたに向けて、アリタブルマグをご紹介します。
LIST OF CONTENTS
Cores C830「アリタブルマグ」の値段は?食洗機はOK?
まずはアリタブルマグの概要をご紹介しましょう。
商品名:アリタブルマグ
型番:C830BL/PK/GY/WH
サイズ:約Φ10×H10.5cm
材質:磁器
容量:約300ml
生産国:日本(佐賀県有田焼)
※電子レンジ・食器洗浄機対応
容量が300mlとたっぷりと注げるのが、私のように「一度にたくさん飲みたい派」には嬉しいポイントですね。
大きめのマグカップと変わらないサイズです。
なみなみと注いでしまって、途中で余してしまって冷めてしまった……という時に安心なのが、電子レンジ対応というところ。
大きいサイズのマグだからこそ、温め直しをする機会も多いと思います。
食洗機にも対応しているので、洗い物も楽ちんです。
写真だと小さな湯飲みサイズかなと思ってしまいますが、このように大人の手でもすっぽりと包み込むようなサイズ感です。
ダブルウォール(二重構造)なのでこうやって包み込むように持っても火傷をすることはなく、けれど飲み物の温度は保ってくれます。
熱い飲み物だけでなく、夏には冷たい飲み物を入れても、結露しにくく使い勝手が良いですよ。
ダブルウォールとシングルウォールの2刀流が飲みやすさの秘訣
アリタブルマグの本体下部は、ダブルウォールになっていて遮熱性があります。
直接手で触れた時に熱すぎず、冷たすぎず、けれど中の飲み物の温度は保ってくれます。
一方で、飲み口付近はシングルウォールになっているというのがCoresさんならではの工夫ですね。
熱い飲み物は熱く、冷たい飲み物は冷たく感じることができるので、おいしさがぐっとアップします。
全面ダブルウォールのカップだと飲み物がすぐそこまで迫っていても温度感に気付かず、うっかり「熱っ」となってしまうことがありますが、飲み口がシングルウォールだとそのような心配もありません。
広い飲み口は飲みやすいだけでなく、カフェラテやカプチーノ、抹茶ラテなどのミルクや泡を美しく表現することにも長けています。
ラテアートもぜひ楽しんでみたいですね。
アリタブルマグ「セイハクジ」は淡いブルーが優しい
ここから各色のレビューをしていきましょう。
写真はアリタブルマグを4つスタックしたところです。
上から順にご紹介していきますね。
まずは型番「C830WH」のセイハクジ。
青白磁(せいはくじ)とはかすんだ雲が浮かぶ春の空のような、うすく淡い青緑色のことだそうです。
WH→ホワイトの型番の通り、淡いブルーのような、その中でどこか緑がかっているような、けれどそれらは淡く淡い青緑で、白い絵の具の中にほんの少しの青緑色を垂らしたような儚い色合いをしています。
ホワイトでもない、グレーでもない、単純な言葉では形容しがたい和の色をお楽しみください。
アリタブルマグ「ミハナダブルー」の方が明るい水色っぽい
上から2番目の色はセイハクジより濃い水色。
型番「C830BL」のミハナダブルーです。
ミハナダを漢字で書くと「水縹」となるそうで、藍染の薄い色で明るい青色を指すそうです。
「水縹」は別名「みずはなだ」とも読まれ、万葉集にも使われている古来からある色なのだそう。
現代で言う「水色」を指す古い色名で、中世までは混在して使われてきた言葉だそうです。
つまり、「ミハナダブルー」をむりやりに現代日本語訳すると「水色青」になってしまうのですが……そんなナンセンスな指摘はお口チャックしておきましょう。
万葉集の時代に思いを馳せながら、じっくりと観賞したい色合いですね。
英語圏のご友人がいらっしゃる方は、「ミハナダブルー」の名前の由来をぜひ話してみてください。
ブルーはブルーでも日本の伝統的な色なんだよ、と豆知識を聞くと、途端に厳かな気持ちになるのは私だけでしょうか。
アリタブルマグ「サクラピンク」は大人ピンク
続いて型番「C830PK」のサクラピンク。
桜色(さくらいろ)とは、桜の花びらのように赤みを含んだ淡い赤色のことだそうです。
ほんのり酔った女性の顔や皮膚が赤みをおびた様子にも使われる表現でもあるそうで、体温を感じられるような温かみのある色合いだとも感じられますね。
PK→ピンクの型番ではありますが、淡い赤色をイメージされた和の色というのが、ただのピンクにはない大人でも使いやすい色合いに仕上げてくれていると感じます。
どんな季節にも使えるマグですが、「桜」の形容の通り、特に春に使いたくなるマグですね。
ご自宅の窓から桜が見えるような環境であれば、お花見をしながら一杯、なんて使い方も魅力的です。
アリタブルマグ「ストーングレー」はどこにでも馴染みやすい色
最後にご紹介するのが型番「C830GY」のストーングレー。
ストーングレーは、産地である佐賀県有田町にある陶山神社の石畳からイメージした色だそうです。
アリタブルマグの代表色ですね。
「コーヒーツールの色を揃えたい派」の人は黒か白で揃えている方が特に多いかと思うのですけれど、どちらの色にも合わせやすい真ん中の色で、使い勝手が良いのがこのグレーですね。
もちろん、黒と白以外のコーヒーツールを愛用されている方にも、ストーングレーの何にでも馴染みやすい上品な色合いは道具たちの中で強く主張しすぎることもなく、あなたのコーヒータイムをそっと穏やかなものにしてくれることでしょう。
今回はCores社さまの新商品、アリタブルマグのご紹介でした。
私は取っ手のあるマグカップばかりを集めていたので、そろそろ両手で包み込むタイプのマグもひとつ持っておくと、コーヒータイムの楽しみ方に幅が出て良いかもしれないなと感じました。
アリタブルマグはスタッキング(重ねて保管)もできるので、自分用だけではなく家族用やお客様用にと複数個揃えても良いかもしれませんね。
取っ手付きタイプのマグカップだとどうしても場所を取ってしまうものですから、場所を取らずに保管できるマグを1セット揃えておくと、とても便利だと思います。
アリタブルマグ買ったよ、という方からのご感想もお待ちしていますね。