蔦屋家電から、世界各国のバリスタの味を再現できるコーヒーメーカー「iDrip」が発売されます。
COFFEE NEWS 2020.06.26
ペーパードリップのコーヒーひとつとっても、淹れ方はさまざま。
お湯の温度や注ぐ回数、どのくらいの時間をかけてドリップするか、などなど・・・
コーヒーの味は、多様な要素の組み合わせによって表現されます。
今回、蔦屋家電エンタープライズから発売される
スマートハンドドリップコーヒーメーカー「iDrip」。
世界のトップバリスタたちのハンドドリップを再現できるコーヒーメーカーです。
6月23日に行われたオンライン製品発表会から分かった、iDripの魅力をお伝えします。
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iDripという新進気鋭のブランド
今回紹介するコーヒーメーカー「iDrip」を作ったのが、台湾の” iDrip ”というブランドです。
このブランドはテクノロジー・デザイン・バリスタの3チームで構成されています。
最先端の技術、アート性の高いデザイン、トップバリスタの味。
これらの要素を集約したのが、スマートハンドドリップコーヒーメーカー「iDrip」ということです。
なんだかすごそうですよね・・・
ポイントごとに少し詳しく説明します。
デザイン性の高さ
実際のiDripがこちらです。
「洗練されたデザイン」というのがぴったりのシンプルな見た目。
発売されるのは全部で5色。
ブラック/クリムゾン/シャンパンゴールド/スノーホワイト/ブロンズブラウン
どれも高級感があります。
本体中央部に見える歯車は、ドリップ時に注水ノズルと連動して回るようになっています。
この歯車は、時計のトゥールビヨンという機能を模したものだそう。
トゥールビヨンとは、時計のズレを修正するための装置で、文字盤から見えているのがポイント。
このように、文字盤の一部がくり抜かれている時計を見かけたことがあるのであはないでしょうか。
これがトゥールビヨンです。
つまり、この歯車部分はiDripの機能性の高さと、見た目の美しさへのこだわりが表現されているということ。
また、注水の様子を見ることができるのもiDripの特徴のひとつ。
多くのコーヒーメーカーは抽出の様子が隠れていて見えません。
iDripでは、コーヒーの香りとともに抽出の様子を見て楽しむことができます。
これは素敵なポイントだと思います。
コーヒーショップでは、バリスタがコーヒーを淹れる様子を見るのも楽しみの一つですよね。
世界的バリスタ監修のドリップバッグ
iDripで使うドリップバッグはすべて、世界的バリスタが監修しています。
バリスタの世界チャンピオンや、焙煎の世界チャンピオンなど。
たとえばこんな方々。
2016年のワールドブリュワーズカップ
アジア初のチャンピオン 粕谷 哲さん
2018年のワールドバリスタチャンピオンシップ
女性で初めてチャンピオンになった アグニエシュカ・ロジュースカさん
国・性別・経歴の異なるスペシャリストが参加しています。
厳選された豆、豆の個性を引き出す焙煎、味の特徴に合った挽き目。
それぞれのこだわりが詰まっています。
日本で発売されるのは7名のバリスタによる12種類のドリップバッグ。
今後も順次追加予定。世界中のトップレベルコーヒーが手軽に楽しめるようになっています。
バリスタの味を完全再現
ドリップバッグにバーコードが付いており、本体には読み取り窓が付いています。
バーコードから抽出レシピを呼び起こして抽出してくれる仕組み。
その抽出レシピはバリスタそれぞれこだわりのもの。
湯温、注湯回数、1投あたりの注湯量、注湯経路、注湯速度。
全ての特徴をデータ化し、独自のノズルで注水します。
このノズルは特許を取得しており、
ハンドドリップ時のらせんの動きを忠実に再現してくれるそうです。
また、専用アプリを使えば、抽出しているコーヒーの情報やバリスタのデータ、抽出記録を入手することが可能。
より深くコーヒーを知ることができます。
まとめ:コーヒー体験の広がり
トップバリスタの味を直接体験できるのが理想ですが、なかなかそうはいかないもの。
iDripがあれば、ご家庭や職場で世界的バリスタの味を手軽に楽しむことができます。
コーヒーに詳しい方も、そうでない方も
iDripのコーヒー体験が、その新たな魅力を発見するきっかけになりそう。
iDripの本体価格は税込みで ¥110,000。
2020年6月23日から予約開始。販売は6月30日からです。
決してお手軽な価格ではないですが、ぜひ1度体験してみたいですね。
iDrip公式HP
【https://www.idrip.coffee/jp/】
蔦屋家電オンラインショップ T-SITE SHOPPING
【https://store.tsite.jp/】