自分でコーヒーを淹れてみませんか?(器具編)

自分でコーヒーを淹れてみませんか?(器具編)

COLUMN 2018.05.07

いつも飲んでいるインスタントコーヒーも手軽でいいけれど、たまには時間をかけてコーヒーを淹れてみたい。
でも自分で淹れるのって難しそうだし、どこでどんなコーヒーを買えばいいかわからない・・・。
こんな風に「コーヒーは難しい」そう思っている人、多いです。
僕も以前、近所のコーヒーショップでコーヒー豆とドリッパーを買って、淹れてみましたが、上手くいかず、自分でコーヒーを淹れることを諦めたことがあります。
ですが、コーヒー豆選びのコツと自分に合った器具を知ることができれば、好みのコーヒーを自分で美味しく淹れることができます。
今回からは、これからコーヒーを淹れたい方に向けてのお話をしていきます。
第一回となる今回はこれからコーヒーを淹れる人にオススメの器具のお話です。

コーヒーメーカーは忙しい人やたくさんコーヒーを飲む人の力強い味方

コーヒーメーカーは分量と手順を守れば誰が使っても同じ味のコーヒーを淹れられる素晴らしい器具です。しかも、ボタンを押せば自動的に淹れてくれるので忙しい朝にもぴったり。また、一度に大量のコーヒーを淹れることができるのでコーヒーをガブガブ飲む人やお客さんが来た時に重宝します。
最近ではコーヒー豆を挽くミルが付属したものや、味の濃度を調節できるものなど様々な種類のコーヒーメーカーがあり、選ぶ楽しさもあります。
コーヒーメーカーを使う時に大切なのは水とコーヒーの粉の分量を守ること。これを適当にしてしまうと、水っぽいまたは苦いだけのコーヒーになってしまいます。
説明書をよく読み、正しい量を守ることが美味しいコーヒーへの第一歩です。

粉を入れて待つだけ!手軽さが嬉しいフレンチプレス

フレンチプレスは日本では紅茶を淹れるのに使われる器具として知られていますが、元々はコーヒーを淹れるための器具。最近では多くのコーヒーショップで導入されている優秀な器具なんです。
魅力はなんと言っても手軽さ。コーヒーの粉とお湯を入れて数分待ってからブランジャーと呼ばれる金属フィルターを押し下げるだけで美味しいコーヒーができあがります。
やや濁りのあるこってりとした味わいのコーヒーになる傾向があるので、好き嫌いが分かれます。安価なものは1,000円以下で購入できるので、一度試しに購入してみてもいいですね。
注意点として、フレンチプレスはコーヒー豆の味をそのまま抽出するので質の良くない豆や鮮度が低い豆を使うと不快な味が際立ったコーヒーになってしまいます。
フレンチプレスを使う際は良質な豆を鮮度が良い状態で使うことを心がけましょう。

時間がない時でも安定した味わいのコーヒーを楽しめるエアロプレス

エアロプレスと聞いても馴染みが薄いかもしれませんが手軽にコーヒー淹れるのにオススメの器具。北欧など海外で普及している器具で、日本でも大会が開かれ、今注目の器具です。
一度に1~2杯分のコーヒーしか入れることはできないですが、手順が少なく味の再現性が高いです。また、抽出までの時間が短いので手早くコーヒーを淹れることができます。
同じくプレス式のフレンチプレスに比べると軽い口当たりのコーヒーになるのでペーパードリップのコーヒーに慣れている人でも飲みやすいです。
器具の値段は約5000円で、フレンチプレスより高価です。実際にエアロプレスでコーヒーを提供してくれるお店も増えてきているので、実際にエアロプレスで淹れたコーヒーを味わってから購入を検討してみてはいかがでしょうか。

気分はおしゃれカフェのバリスタ!or老舗喫茶店のマスター!ハンドドリップ!

カフェや喫茶店で見ることもあり、おそらく一番馴染みがあるハンドドリップ。
最低限必要な器具はドリッパーとフィルターくらいで、1000円位で揃えることが出来ます。
また、これに加えてお湯を細く注ぐことができる器具があれば便利です。
理由として、やかんや電子ケトルでそのままドリッパーにお湯を注ぐのは出来ないこともないですが、とても難しいから。
お湯を細く注ぐ器具として代表的なものはドリップポットです。ホームセンターで1000円以下で売っているドリップポットでも最初は十分です。
また、ドリップポットがなくても、注ぎ口が尖ったメジャーカップや急須があれば細くお湯を注げます。あとは「きゅうすスキッター」という器具を使えば太口のヤカンでも細くお湯を注げるようになるので便利です。
ハンドドリップは味わいをコントロールできるのが魅力ですが、毎回同じ味わいにするためにはある程度慣れが必要です。
しかし、その分上達して味わいが安定した時の喜びはひとしお。美味しいコーヒーを淹れられるよう練習してみてはいかがでしょうか。

以上、今回はこれからコーヒーを淹れたい人にオススメの器具を紹介させていただきました。
今回紹介した以外にもコーヒーを淹れる器具はたくさんあります。たくさんある器具から自分の好みの器具を選ぶコツとしては、実際にその器具を使って淹れたコーヒーを飲んでみること。折角自分でコーヒーを淹れるなら、自分好みのコーヒーを作れる器具のほうが楽しいですよ!
次回はコーヒー豆を買うお店選びの方法をお伝えできればなと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。

この記事を書いた人

SHO KONISHI

記事を通して、皆さんがコーヒーを楽しむお手伝いができればなと思っています。