STANDART 第14号が発売!サンプルコーヒーはVERVE COFFEE ROASTERS。

STANDART 第14号が発売!サンプルコーヒーはVERVE COFFEE ROASTERS。

COFFEE NEWS 2020.12.07

コーヒーヲタクでも2度ほど登場している、
スペシャルティコーヒーカルチャー誌「STANDART(スタンダート) 」。

コーヒーを起点とする多様なコンテンツがまとめられた1冊。
さらっと読める記事もあれば、じっくりと咀嚼したい記事などさまざま。
毎号とても読み応えのある内容になっています。

また、定期購読者にはサンプルコーヒーとして、世界中のロースターの中から厳選された豆が付録として届く嬉しい特典も。

私たちライターも最新号をいつも心待ちにしています。

最新号のキーワードは「宇宙」「虹」「コーヒー」。
カラフルな色使いで、パラパラとめくるだけでもワクワクするような第14号が届きました!

STANDARTに関する過去の記事はこちらから。

第14号の内容

新型コロナウイルスの影響で暗い影を落とす場面もあった2020年。

”グレーな気持ちになっている方にも、ポジティブかつカラフルな未来を描けるようなストーリーをお届けしたい”という想いがつづられた第14号もかなり濃いトピックの連続です。

もくじ
・インド
・焙煎が生み出す「色」
・Meet Your Barista・・・丸山珈琲 志摩瞳さん
・アグロフォレストリーとコーヒー栽培のこれから
・ホスピタリティ最前線:色
・ボスでいるということ・・・伊藤亮太さん(堀口珈琲 前社長)
・シャウト!・・・Ximena Rubioさん
・色と知覚の関係
・ベルリンのクィアなバリスタたち
・私の特等席
・24/7・・・日本人生産者 松尾彩香さん
・Meet Your Guest・・・Sunghee Tarkさん
・好きだったコーヒーへのラブレター
・イスタンブール

多彩なコンテンツがずらり。
初めから読むのも、気になるものから読むのも、どちらも楽しいです。

読み物としての満足度が高い文章量。
それに加えてアート性が高いビジュアル。

次から次へとページをめくりたくなります。

 

私がまず読んだのが”Meet Your Barista”のページ。
1人のバリスタに焦点を当てたインタビュー記事で、
どんな方が登場するのか毎号楽しみなトピックです。

お客様の、「間違った注文をしたくない」という気持ちに寄り添う志摩さんの姿勢に心を打たれました。

伝えたい事があると、伝えたい気持ちが優先してしまい、ついつい自分よがりな会話になってしまうことも。
相手の立場に立つという、シンプルだけれど難しい事に対して、日々誠実に向き合う彼女がとても素敵だなあと感じました。

このトピックを読んだら、志摩さんの接客を受けてみたいと思うはず。

 

 

 

こんなふうに自分に置き換えて考えてみたり、
気になるワードを調べながら読み進めると、それはもうかなりの満足度になります。

 

サンプルコーヒー

定期購読者に届けられるサンプルコーヒー。
世界のトップロースターによって焙煎された豆が届きます。

第14号のコーヒーは、アメリカ・カリフォルニア州にある “VERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴ・コーヒーロースターズ)”から。
VERVEは2020年7月、北鎌倉にロースタリー&カフェをオープンし、
日本での焙煎を開始した事で話題になりました。

付録のオリジナルブレンド「THE 1950」は、エチオピアのみで構成されたアメリカでも定番のブレンド。
以前、Googleオフィス向けに作られたコーヒーがこのブレンド名の由来だそうです。

STANDART JAPAN公式ホームページに、kalita ウェーブドリッパー使用したオススメレシピが掲載されていたので、その通りに淹れてみました。

透き通った良い茶色。
ハーブのニュアンス。甘みもしっかりあります。美味しい!
他の豆も試したくなってしまいます・・・

ちなみに、使用しているマイカップは以前紹介したKeepCup
コルクのバンド部分がとてもお気に入りです。

 

STANDART 第14号はオンラインショップで購入可能。
バックナンバーや、英語版STANDARTもあります。

実本を見てみたい!という方は、取り扱い店舗が掲載されていますのでそちらをご確認ください。

背表紙、裏表紙までこだわりが詰まったSTANDART。

まだ読んでいない!というコーヒーヲタクの方は、
この機会に是非チェックしてみてください。

STANDART 【 https://www.standartmag.jp/

この記事を書いた人

NANAMI HIGUCHI

文章を通してコーヒーにまつわるわくわくの共有ができれば、と思っています。