THE RELAY 9月マンスリーロースター【WOODBERRY COFFEE/東京都】気づけばふと、立ち寄っている。

THE RELAY 9月マンスリーロースター【WOODBERRY COFFEE/東京都】気づけばふと、立ち寄っている。

SPECIAL 2021.10.24

用賀に1号店をオープンしてから、8年で都内に4店舗を展開。

それぞれの地域に合わせたコンセプトで、地元の皆さんに愛されるお店づくりをされています。

そして、今もなお進化を続けているのが THE RELAY 9月のマンスリーロースター『WOODBERRY COFFEE(ウッドベリーコーヒー)』です。

高いホスピタリティを有しながらも決して気取らず、地域に馴染む、なくてはならないお店。

21歳という若さにして1人で始めた1号店から、現在に至るまで、そしてこれからのWOODBERRYについてオーナーの木原さんにお話を伺いました!

 

木原さんがコーヒー業界に入られたのはいつごろでしょうか?

用賀にお店をオープンした時です。その時21歳で、それまではアメリカの大学に留学していました。

21歳で(!)というのはよく突っ込まれますよね。どういった経緯でお店を開くことになったんですか?

そうですね、よく言われます。MBAを取得しようとアメリカの大学へ留学していたんですが、3年生の時に父が癌だと分かり看病のために日本へ一時帰国しました。半年ほど母と一緒に闘病を支えていたのですが、その後父は他界しました。その時にアメリカの大学に残って勉強を続けるか、日本に戻るかの選択をしなければいけなくなったんです。

そこで選んだのが、日本へ戻ることだったんですね・・

母のそばにいなくてはという気持ちもあり、日本に戻ることを決意しました。
そしてとりあえず地元(用賀)にいなくちゃと思っていて、地元の人に喜んでもらえるような、地域のコミュニティになる場所を作ろうと考えた時に、それはコーヒーだろうなと思ってお店を始めることにしました。
サードウェーブと言われるコーヒーはアメリカ在学中に触れていて。それも含めてアメリカで好きだったコーヒーの文化やコーヒーショップの雰囲気とか、自分が思い描くコーヒー屋さんはまだ日本に少なかったです。なので自分でやるときはそういうお店を作ろうと思っていました。

サードウェーブコーヒーとの出会いはどんなものでしたか?

アメリカのブルーボトルコーヒーなんですが、豆を買って袋を開けた瞬間にアポロチョコの匂いがしてびっくりしたのを覚えてます。ニカラグアの豆でしたね。

国名まで覚えてらっしゃるんですね!それだけ衝撃だったのが分かります。
ご自分でコーヒーを淹れるようになったのは何かきっかけがあったんですか?

初めは大学の近くのコーヒーショップが好きでよく行っていたんです。ある日バリスタが変わって新人のバリスタに淹れてもらった時、いつも飲んでいるものとは全然味が違って。”淹れる人によってこんなに味が変わるのか!”と当時の自分にはとても衝撃的でした。
これがきっかけで、自分で淹れた方が安定して美味しくできるんじゃないか?と思って電気屋さんでエスプレッソマシンを購入して、自分で淹れるようになりました。今思えばコーヒーにはまったきっかけはこれだったかもしれませんね。

なるほど。そんな体験があったんですね。確かに、いつも飲んでいるコーヒーの味が変わってしまうのは衝撃。(笑)
ではご自身がお店を構えるにあたって、どんなことを意識されましたか?

ローカルを大切にする、というのは今も変わらずに大事なポイントです。あとはコーヒーを通して世の中がより良くなるように、というのもずっと思っています。
お店は2号店を出すまでの5年くらいの間、一人でやっていて。その頃はそういう思いを言葉として表してはいなかったんですが、共感してくれる友人やスタッフがいるおかげで、徐々にコンセプトとしての言語化も進みました。

コンセプト、私も実際にSNSやホームページを拝見していると、ホスピタリティへの熱をとても強く感じました。「三つ星レストランのようなコーヒー体験」という言葉にも現れているかと思いますが、そのホスピタリティに対する”原体験”は何かありますか?

原体験で言うと、アメリカにいた時に感じたのは、どこのレストランもホスピタリティがすごいなということです。アメリカではいわゆるファミレス的な価格帯のお店でも、そのテーブルを担当してくれるスタッフがつきます。「今日はこのテーブル案内するので何かあったら言ってくださいねー」みたいな。で、色々話してくれたりよくしてくれる。そしてお客さんはスタッフから受けたサービスに対してチップを払う。この仕組みがとてもいいなと思ったし、印象にも強く残ってます。
それからは店員と客じゃなくて、人と人との関わりというか、名前と名前で関わる接客がしたいなと思うようになりましたね。
日本にはない文化だし、ホスピタリティの原体験的と言えるものだったと思います。

名前と名前。とても素敵な考えと表現ですね。
スタッフの皆さんにもそういった接客について指導されることもあるんですか?

めちゃめちゃあります!
どの店舗でも、名前覚えてもらって、名前覚えて、気軽に話せるようなコミュニケーションが取れたらいいなと思ってます。地元密着です。
美味しさへの追求もそうですが、ホスピタリティに関してもすごく拘っているので、それをお客さまに体験していただけるよう意識しています。当たり前、王道ではあるんですけど、それを極めたいです。

そのほかメニューでおすすめなものはありますか?

コーヒーカクテルにも力を入れています。日本でも最近増えてきていますが、それでもまだまだこれからというジャンル。コーヒー体験のまた違った切り口として結構楽しんでいただけているかなという実感はあります。
自分も元々お酒は好きですし、コーヒーカクテルは競技会もあるし、やらない理由がないと言う感じで始めて、今だとレシピだけでも60から70くらいはありますね。

70!めちゃめちゃ多いですね。その中でもおすすめのコーヒーカクテルはありますか?

個人的にはアイリッシュコーヒーが好きです。ウイスキーとコーヒーと生クリームがあれば家でも美味しくできるので!甘さに蜂蜜や黒糖を入れて簡単にアレンジできるのもいいですね。
アイリッシュコーヒーはお店だと6,7種類くらいレシピがあります。

荻窪店と渋谷店で楽しめるとのことなので、東京に行った際にはぜひ、ですね!
メインである、コーヒーのラインナップは普段どのような感じでしょうか?

コーヒーは常に10種類前後は用意しています。多い時で20種類ほど。いろんなコーヒーがあるんだなというのを試して楽しんでいただきたいですね。
あと、家で淹れて欲しいです!これはぜひ。
コーヒー豆を買って家に持って帰って、さあコーヒーを飲もうと豆を挽いた時の良い香りに癒されて。その良い香りが部屋いっぱいに広がると、それだけで生活が少し豊かになると思います。
お店で美味しいという体験も、家で部屋いっぱいにコーヒーの香りが広がる体験も、どちらも楽しんでいただければと思います。

家にお気に入りのパッケージの、お気に入りのコーヒーがあるのも幸せですよね。

パッケージのデザインや色はコーヒーのフレーバーをイメージして作っているので、迷った時は直感でジャケ買いするのもありです!
パッケージには日本の伝統色を使っていて、どことなく馴染みのあるような、見ていて落ち着く色を使っています。

なんと素敵な!伝統色を使う、ありそうでない発想ですよね。それを伺ってからパッケージを見ると確かに、主張が強すぎず温かみを感じる色合いな気がします。

日本の伝統色を使うというのは3年前くらいから採用していて、きっかけは海外のコーヒーフェスなんです。ありがたいことに、海外のコーヒーフェスに招待していただいて、実際に現地でコーヒーを淹れたり豆を販売する機会が増えてきた時。やはり日本から来たこと、日本のロースターであることを認識してほしいと考えて、取り入れ始めました。

そういった海外での販促活動のほか、東京でのさらなる店舗展開などなど・・・WOODBERRY COFFEEはこれからどんなコーヒーブランド・コーヒーショップになるんでしょうか?

先ほども触れましたが美味しさへの追求も、ホスピタリティも、世界基準のカフェを目指しています。単にコーヒーを出すだけではなく、生産者の情報を出したり地球環境へ私たちができることを積極的に取り入れたり。一方で、それが全面に出過ぎないようにも意識しています。あくまでも地域の皆さんが使いやすいお店、寄りたくなるお店、”なくなったら困っちゃう”お店を作っていきたいと思っています。
自分がお店に立つ機会というのは少なくなりましたが、スタッフとのコミュニケーションのためにもお店に寄ることはあって。めちゃめちゃ居心地いいなと思います。近所にあったら嬉しいなと自分でも思うくらい(笑)
なのでそういった”なくなると困る”ような、生活や地域の文化、豊かさを支えるお店になっていきたいなと思ってます。

欲しいですね、”なくなったら困るお店”。何も考えず、ふと立ち寄れるようなお店が近所にあったら、どことなく安心感が生まれるような気がします。

では最後に、木原さんにとってコーヒーとはどんなものでしょうか?

コーヒーは代えがきかないものだと思います。
実際、コーヒーってすごくないですか?(笑)
とても美味しいし、味も香りも似ているものが他にないので、代替えがきかない。そういう唯一なところが好きだなと思います。

 

店舗を増やしていく中でも、人と人・ローカルを大切にするWOODBERRYらしさ。

それぞれのお店でそれぞれの雰囲気を楽しんでみたくなりますね。

 

THE RELAYではそんなWOODBERRY COFFEEさんのコーヒー豆を11月末まで販売しています!

また、THE RELAYのInstagramアカウントでは、お取り扱いのコーヒー豆の情報やインスタライブの様子も随時更新しています。

エチオピア、グアテマラ、コロンビア それぞれ個性の違うコーヒーたち。
パッケージを見て直感で選んでみるのもおすすめです。ぜひお試しください!

 

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INFORMATION

店舗名 WOODBERRY COFFEE
住所 (用賀店)東京都世田谷区玉川台2丁目22−17
TEL/MAIL -
WEB Online Store WEB Instagram Facebook
営業時間 各店舗SNSにてご確認ください
定休日 各店舗SNSにてご確認ください
焙煎機 DIEDRICH
エリア 東京
豆の販売 あり

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この記事を書いた人

NANAMI HIGUCHI

文章を通してコーヒーにまつわるわくわくの共有ができれば、と思っています。
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