THE RELAY 6月 マンスリーロースター【Let’s la Coffee/北海道 音威子府】コーヒーのない地域にこそコーヒーのあたたかさを。

THE RELAY 6月 マンスリーロースター【Let’s la Coffee/北海道 音威子府】コーヒーのない地域にこそコーヒーのあたたかさを。

SPECIAL 2021.06.17

北海道で一番小さな村である、音威子府(おといねっぷ)。
この村にある焙煎所をベースとして、道北各地にコーヒーを届けているのが
今回インタビューさせていただいた「Let’s la Coffee(レッツラコーヒー)」です。

エチオピアやグアテマラといったシングルオリジン以外にも
音威子府村をイメージした音威子府珈琲ブレンドや、
道北エリアにある美深町をイメージした美深珈琲ブレンドなど
地域ごとの風景をテーマにしたブレンドを製作しています。

20歳強という若さでLet’s la Coffeeをスタートされた門田(かどた)さんに、
コーヒーのことや道北で活動されている思いをたっぷり伺いました!

門田さんがコーヒー業界に入られたきっかけは何だったのでしょう?

インスタントのものではありますが、コーヒー自体は幼い頃から飲んでいた、とても身近な飲み物でした。
札幌でスペシャルティコーヒーに出会い、札幌のコーヒーショップで働き始めたのが、コーヒー業界に初めて入った瞬間でした。そのほかにも独学で焙煎の練習をしたりと、札幌で過ごす間にコーヒーとの距離をグッと縮めた感じです。

札幌でスペシャルティコーヒーに出会うまでは、どんなことをされていたんですか?

20歳を過ぎるまではずっと埼玉で暮らしていたんです。
自転車が好きだったので地元で自転車メーカーで働いていて。でもふとした瞬間に、”ずっと同じ場所で働くよりも、色んな場所で色んなことをしてみたい”と思ったんです。そこで「まずは西だ!」と思って、広島にある旅館で住み込みの仕事を始めました。

いきなり!思いきりましたね…。広島での生活はどうでしたか?

楽しかったです!でも、西日本の暑さが自分にとってはどうしても大変で(笑)永住できるところを求めていたので、西日本は違うかな、と感じました。
なので「つぎは北だ!」と思って、北海道の富良野市に行きました。

次は北海道ですか!これも思いきりましたね…(笑)

富良野に行った時に今後やりたいことについて考えたんです。思ったのは「好きなことをやりたい、好きなことで生活したい」ということで。好きなことはつまり、幼い頃から身近だったコーヒーのこと。
初めは永住できる場所を探そうと思って西へ行ったり北へ行ったりしたんですが、やりたいことをやるなら場所はあまり関係なくて、どこでも・移動しながらでもやり方次第で楽しめるな、とも感じました。

なるほど。それからはどういった経緯でLet's la Coffeeの立ち上げまで進んだんですか?

コーヒーについてもっと色々知りたいと思ったので、周りのコーヒー業界の大先輩方に相談してみました。そうすると、みなさん「まずは札幌で学ぶと良い」とアドバイスをくださったので、札幌で働くことにしました。

ここで最初のお話に繋がってくるんですね!ここから音威子府に繋がっていったのはどうしてでしょう?

富良野で働いていた時に出会った知人から、「美深町でコーヒー屋をやらないか?」と誘われたんです。彼は美深町でブルワリー(ビールの醸造所)を始める予定で。誘われるがままに卸売とイベント出店のみで活動するLet's la Coffeeをスタートさせました。

いろいろ活動しているなかで音威子府食品という会社を引き継ぐ機会があったので、焙煎の拠点が音威子府村になりました。
音威子府村は私にとって、とても居心地が良いですし、ここだけで活動しているわけではなく、道北のさまざまな地域へ出向いたりして楽しく活動しています。

いろいろな場所での出会いが現在のLet's la Coffeeにつながっているんですね。
ちなみにお店の名前「レッツラコーヒー」はちょっとクセのある名前かな、と思うのですが、これにはどんな由来がありますか?

はじめ屋号は"Let's Coffee"にしようと思ってたんです。まわりの人たちに、「まずはやってみようよ!」というメッセージも込めて。でも、もう少し屋号と中身のギャップを出したくて、"Let's la Coffee"にしました。
軽快で親しみやすい名前で、実は手が込んだ美味しいコーヒーを出している、という組み合わせですね。

確かに、レッツよりもレッツ"ラ"の方が、響きにとっかかりが生まれている気がします。
Let's la Coffeeは「自家焙煎コーヒーがない地域へコーヒーを届ける」というテーマで活動されていると思いますが、この思いに至ったのはどうしてでしょうか?

深くて苦いだけではないコーヒーがあるんだよ、というのを広く知ってもらいたいというのはまず一つです。あとは、コーヒーがもたらす人どうしの繋がりや、美味しいコーヒーがある空間で過ごすと生活の質がちょっと上がったりというのを感じて欲しくて。
Let's la Coffeeのきれいなコーヒーがそういった豊かさの一つになってくれたら良いなと思って活動しています。

地方でやることの意味はもう一つ、若い人たちのUターンのきっかけになったらいいなというのもあります。
一度地元から離れた子たちが、”自分のまちに何か面白い人(=僕(笑))がいたなあ”と思い返して、その子達が地元を離れて経験したことや、身につけた新しい何かを携えて、また地元に戻ってきてくれたら良いなと思います。

そうすると地域にまた新しい風が生まれて、それをまたさらに若い世代の子たちが見て…とても良い循環です。
門田さんが地元の学生さん方と写真展をしたり、ラジオパーソナリティをしているのは、そういった理由もあったんですね。素敵です。

色んなロースターさんがいると思いますが、私はみなさんにコーヒーをとても気軽に楽しんで欲しいというのがいちばんです。

音威子府の店舗では、来月(2021.6~)からコーヒーを無料にするんです!(笑)
お客さま自身で淹れていただく代わりに、無料でコーヒーを飲めるようにします。もちろん淹れ方はお教えします!

こんな感じでLet's la Coffeeとして、コーヒーを通じて面白いことをこれからもまだまだやっていくので、楽しんでくれたら嬉しいです。

無料で…聞いたことがない取り組みですね…これからの活動も楽しみです!
最後に、門田さん自身の今後の展望はありますか?

まずは道北エリアで、コーヒー屋さんのない地域にくまなくコーヒーをお届けしたいです!そのあとは北海道全体にも広めていきたいですね


色んな場所で色んな面白いことをして、色んな人に会いたいです。
あとは門田がいる場所に来てもらえれば、そこでしか飲めないコーヒーを飲める、ということもやってみたいです。とにかく色んな場所でコーヒーを振る舞えたら幸せですね!

自家焙煎コーヒーのない地域へコーヒーを届ける
地方に住む若い世代の皆さんに、自身がモデルとなって地域を盛り上げる面白さを伝える

門田さんご自身が情熱を持って楽しみながら活動されているというのが強く感じられるインタビューでした。

コーヒーを通してどんな面白いことをしてくれるのか、今後の活動も楽しみです!

Let’s la Coffeeさんのコーヒーは
ドリンクは6月末まで、コーヒー豆は8月末まで販売しています。

THE RELAYのInstagramアカウントでは、お取り扱いのコーヒー豆の情報やインスタライブの様子も随時更新しています。

北海道らしい緑と青空をたっぷり感じられるブレンドコーヒーと、札幌でも飲める機会の少ない北欧ノルウェーのノルディックアプローチ社から届いたエチオピアのコーヒーを、ぜひTHE RELAYでお試しください。

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INFORMATION

店舗名 Let's la Coffee(レッツラコーヒー)
住所 北海道中川郡音威子府村音威子府511-6
WEB WEB Instagram Twitter
営業時間 変動あり
Webサイト、SNSにてご確認ください。
定休日 変動あり
Webサイト、SNSにてご確認ください。
焙煎機 ハマ珈琲 HCR-1000
エリア 北海道 道北
豆の販売 あり

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この記事を書いた人

NANAMI HIGUCHI

文章を通してコーヒーにまつわるわくわくの共有ができれば、と思っています。
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