THE RELAY 4月マンスリーロースター【G☆P COFFEE ROASTER/ 東京都 渋谷区】渋谷でJAZZが流れる空間とネルドリップの美味しい深煎り店を20代でオープン

THE RELAY 4月マンスリーロースター【G☆P COFFEE ROASTER/ 東京都 渋谷区】渋谷でJAZZが流れる空間とネルドリップの美味しい深煎り店を20代でオープン

SPECIAL 2022.11.29

東京都渋谷区初台。

若者で賑わうセンター街とは違い、路地裏に入ると静かな懐かしい空気が漂います。

流行が生まれる渋谷という場所で、20代の時に実さんがオープンしたG☆P COFFEE ROASTERは、トレンドの都会的な店内ではなく、本当にここは渋谷なのだろうか?と錯覚してしまうような落ち着いたJAZZが流れる深煎り専門の喫茶店なのです。

浅煎りブームが続くいま、なぜ深煎りを?なぜネルドリップを?G☆P COFFEE ROASTER実 豪介(ジツ ゴウスケ)さんに色々お話を伺いました。

コーヒー業界に入ったきっかけを教えてください。

祖母に古い喫茶店に連れて行ってもらっていたのが始まりです。
10代の頃はおしゃれな喫茶店に憧れていて、そこで働いている人を見て、自由な生き方をしているのがかっこいいなと思っていました。

20歳くらいの時にカフェで働き始めたんですけど、エスプレッソマシンがあって、そこで初めてカフェラテとかエスプレッソに出会いました。
そこからどんどんハマって行きましたね。

はじめはおしゃれなカフェで働き始めたんですね。

空間が好きだったんですよね、そのお店の個性というか、店作りとか、そこに集まる人たちの自由さとかかっこよさに憧れたって感じですかね。
サードウェーブのコーヒーが流行り初めてきた頃ですね。

北海道は深煎りが根強いですが、神戸はどうですか?

神戸も深煎りが根強いですね。喫茶店がすごく多いです。今でこそ浅煎りのお店も増えましたけど!

それこそおばあちゃんに連れて行ってもらっていた頃のような喫茶店が多かったんですか?

そうですね、カウンターに座ってサイフォンで淹れてもらうようなところが多かったです。

おばあちゃんと一緒に喫茶店のマスターにサイフォンを入れてもらうなんてドラマみたいな体験ですね!いいですね、そういうの・・・。

ほんとにその頃の体験が今の自分に大きい影響与えてると思います。

カフェを開いた理由を教えてください。

カフェで働くようになって珈琲の魅力にはまっていきました。喫茶店でも働いて、ネルドリップを学んだりしていました。
そのタイミングで東京ではブルーボトルが上陸し、盛り上がっている時期でした。珈琲の雑誌を見るとかっこいいお店が載っていたりと。
自分も東京の珈琲カルチャーの中に入ってみたいなと思うようになりました。

それから古い焙煎機を使っているコーヒー屋さんが神奈川にあって、ご縁もあり焙煎を教えてもらえるようになりました。
初めはイベント出店から始まり、ファーマーズマーケットやフェスなどに積極的に参加していきました。
それもあってか、卸も増えて来たので自分の焙煎所を作りたいと思うようになったんですね。
そこでG☆P COFFEE ROASTERをスタートさせました。

イベントに出店されていたのは東京エリアですか?

そうですね、東京でした!

Good coffeeの大槻さんに東京のおすすめの珈琲屋さんを教えてもらったんですけど、その時に深煎りでおすすめのお店としてG☆P COFFEE ROASTERさんを教えてもらったんですよ。そこからお声かけさせてもらった感じです。

あー嬉しい。そういうのいいですね。

実際コーヒーを飲んでみて、こんなに美味しい深煎りはなかなか出会えないとスタッフ間で話していました!

東京の若いバリスタの方だと美味しい深煎りを知らなかったり、苦手な人が多いんですよね。なのでそういうふうに言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいですね。

なんで東京だったんですか?

東京は面白いですね!
同世代でも最前線で活躍している子もたくさんいたり、毎日同じ仕事してても飽きないんですよね。
5年間お店で同じことしかしてないけど、飽きないんですよね。多分東京じゃなかったら飽きてると思うんです。
なので、東京にはいろんな人がいる中で活躍するのは面白いなって思っています。

なぜ深煎り専門店にしたんでしょうか?

ただ自分があまり浅煎りが得意じゃないだけなんです。コーヒーは苦くて甘いものだと思っているので。
だから自分が焼くのは深煎りでいいかなっていう。
美味しい深煎りを突き詰めたいなって。

はじめはブタガマを使っていたんですよね?

初めて使った焙煎機がブタガマだったので、難しいとか簡単とかよくわからなかったんですけど、今、古いフジローヤルを使ってみてブタガマの難しさがわかりました。

火力の調整とかすごく難しかったですね。
焙煎機の癖とか焙煎機の火の上がり方を熟知してるから、意思疎通できてるというか。

全部感覚で焙煎をされているんですよね?

そうですね。アナログな人間なので、色んなロースターさんからパソコンに繋いで上昇率とか色んな話聞くんですけど、それだと自分の性に合わないというか・・・。
数値見たり、グラフみるとかめちゃくちゃ苦手なんですよ。

だから季節ごとにも焙煎の仕方が変わってきたり、それをどう自分の納得できるものに仕上げるかを焼きながら考えてやるのがすごく楽しいですね。

抽出をネルドリップでされているのも、感覚として楽しむためでもあるんでしょうか?

そうですね、僕は究極の淹れ方はネルドリップだと思っています。
一杯のコーヒーにお金を頂いて、それに対する礼儀というか手仕事というか。
一杯の大事さが伝わる淹れ方だと思っています。
たくさんの人たちの労力や希望や夢が詰まっているような気がしてて、それがお客さまに届いた時の反応がみれるのが僕らの仕事なので。
そこまで命かけて最後までやりたいみたいな気持ちでやっています。

アツいですね!!
レコードが好きで集められているんですね。それもあってJAZZ喫茶なんでしょうか?

いい音楽を聴きながらコーヒーを飲んで、ゆっくり現実逃避してほしいなって考えてたらこれだけレコードが増えちゃいました・・・。

お店のお客さまはどんな方が多いんでしょうか?

やっぱり深煎りラバーが多いですね。

カフェのコンセプトを教えてください。

"Hole in the wall 珈琲 shop"直訳するとよく分からない言葉なんですけど、知る人ぞ知る店にしたいなと。

昔アメリカのベニスに行った時にすごい怪しい路地がいっぱいあって、そこの路地にめちゃくちゃかっこいいBARがたくさんあったんです。
真っ暗で怪しくてすごい怖い雰囲気なんだけど、扉を開けるとすごい映画みたいな世界が広がってたりとか。なんかそういうものをイメージしました。だから、お店に一歩入ったら時間を忘れてほしいっていう意味合いもあります。
現実逃避してほしいなって。

知る人ぞ知る店ってわくわくしますね!次にお店のPRをお願いします。

深煎り専門のお店なので、色んな人たちにネルドリップで淹れたコーヒーを飲んでほしいなって思います。
まだまだネルドリップで淹れたコーヒーを飲んだことがなかったり、コーヒーショップでバリスタしている若い子たちがうちに初めてネルドリップ飲みにきたっていうことが多くて。
そういうきっかけの場としてあれたらなって思っています。

コーヒーは極深煎りから、飲みやすい深煎りまで12~13種類ぐらい置いています。
焼き菓子は週替わりで仲の良いお菓子屋さんにお願いするので常時置いてるものはないですね。

さいごに実さんにとって珈琲とはどんなものでしょうか?

なくても良いんだけど、なくてはならないもの。
別にコーヒーがなくても人は死なない。
死なないんだけどコーヒーがないとダメじゃないですか、なんか。
日常的に朝起きた時に飲みたいし、仕事の休憩中にも飲みたいし、午後にも飲みたいし、寝る前にも飲みたいし。
なくても良いんだけど、すごい特別なものというか。

ゲストバリスタとしてもTHE RELAYに来てくださった実さん。

自前のオリジナルネルで淹れてくれた深煎りの味が衝撃的すぎて、お店に伺ってJAZZ喫茶の空間で味わったらまた格別なんだろうなと想像してしまいます。

G☆P COFFEE ROASTERさんとのインスタライブの様子はこちら。

THE RELAYのInstagramには今までのマンスリーロースターで参加してくださったロースターさんのご紹介もしております。

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INFORMATION

店舗名 G☆P COFFEE ROASTER
住所 151-0071 東京都渋谷区本町2-28-4
WEB WEB Instagram
営業時間 平日 11:00-20:00
土日祝日 11:00-20:00
ラストオーダー20:00
定休日 水曜日
エリア 渋谷区
豆の販売 あり

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この記事を書いた人

MIKU FUKAZAWA

コーヒーに片想いしています。いつか近しい関係になれますように。
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