THE RELAY 1月マンスリーロースター【Coffee Base KANONDO/京都市 四条烏丸】珈琲カルチャーを発進する秘密基地

THE RELAY 1月マンスリーロースター【Coffee Base KANONDO/京都市 四条烏丸】珈琲カルチャーを発進する秘密基地

SPECIAL 2022.08.15

京都四条烏丸。
地下鉄烏丸線四条駅から徒歩5分ほど。

奥野と書いた民家のドアのような入口のビルを進み、3階まで上がっていくと、ドアや仕切りがなくひらけた空間にCoffee Base KANONDOが現れます。

店内は黒をベースにモノトーンで統一され、無機質でスタイリッシュ。
黒いフレンチブルのスピーカーからはHIPHOPが流れている。

そして、驚くことに店舗があるのがビルの踊り場なのです。
踊り場ってどういう事?と思う方も多いと思います。

この空間を珈琲カルチャーを発進する秘密基地にしたいとお店をオープンさせた店主、
鬼追善久(きおいよしひさ)さんにお話を伺っていきます。

珈琲業界に入ったきっかけを教えてください。

きっかけはもともとIT系の仕事をしていました。実はこう見えてフェイスブックの本を出版してるんです!

その時にセミナー講師業で色々回周り、その延長線上で伝え方のコンサルティング、企業のフェイスブックページの立ち上げを手伝ったりしていました。

その中で珈琲豆を焙煎する機械を作っている会社、「ダイイチデンシ」の社長と友達になり、珈琲を焙煎するようになりました。

共通の知り合いがその焙煎機を使って店をオープンしたいとのことで立ち上げを手伝い、また別の社長が店をやりたいと言うので、じゃあ3人で店立ち上げましょう!と京都の北山でお店をオープンしたんです。
それが珈琲業界に入るきっかけでした。

ありがとうございます!IT系の仕事から出会った方と焙煎機を通じて業界に入ったなんて、なかなかレアなケースですね。
次に、カフェを開いた理由を教えてください。

ここの店の場所って、来たらびっくりすると思うんですけど、階段の踊り場なんですよ!
ビルの3階なんですけど・・・

踊り場・・・!水道の設備とか、どうなってるんでしょうか?

ちゃんと営業許可は取ってますし、消防法も問題なくクリアはしてます!

踊り場でお店を作れるってことは、結構広いんでしょうか?

元々なんだろう、ビリヤード場か何かで、受付みたいな場所があったんですね。

なるほど!それである程度の広さが確保されているんですね!

その場所を改装して、珈琲スタンドにしちゃおうっていうことに。
テイクアウトのみ、席のない珈琲スタンドですね。
その癖に階段で3階まであがらなきゃいけないっていう立地なんですがw

全てが新鮮ですね!踊り場って家賃っていう概念はあるんですか?

コワーキングスペースも全部ひっくるめてですので。

ちなみに焙煎機はその踊り場の空間にあるんですか?

はい。ここのスタンドの一角で焙煎機を設置して焙煎してる感じです!

ありがとうございます!次に店名の由来を教えてください。

店名は、ここの町名が観音堂町なんですよ。
なので、最初観音堂珈琲にしようかなと思ったんですが、名古屋に観音珈琲があるので被るなと。

最初にこの場所を訪れた時、薄暗くて秘密基地みたいなイメージだったんですよね。なので、珈琲カルチャーを発進する基地になれたら良いなあ。というのもあって、コーヒーベースっていうネーミングにしました。そこに町名の観音堂をつけようと。

町名のカンノンドウはアルファベットで書くとNが二つ "KANNONDO"と重なるんですが、カンオンドウ"KANONDO"にするとバランスが取れて良いと思い決めました。

これでもう間違えないで発音できそうです!次にカフェのコンセプトを教えてください。

コンセプトはフレッシュな豆を提供することです。
焙煎機も小型の1キロ窯なので、少量ずつ必要量をフットワーク軽く焼けるんです。
注文があってから焙煎する。なるべく焙煎豆の在庫をもたないようにする。
などもしています。

焙煎機が小さいのもメリットとしてあるんですね!

そうですね。
なので一日中ずっと焼いてる感じではあります!

注文する側がロット数少なくていいのもありがたいですね。

ありがとうございます!
あとは普通のコーヒー屋さんがやらないようなこともやっていきたいですね。

例えば普通のコーヒー屋さんが狙わないような市場と言うか。
クラブなどで、夜のコーヒーをどうにかして市場を作れないかなと考えています。

いいですね!
他の人がやらないところでビジネスって成功したりしますよね。

しがらみとか特に気にせずやっていきたいですね。
コーヒーっていう規制観念にとらわれずに。

コンサルの視点でも見てる部分はあるんですね。

そうですね。
マーケティングとかブランディングとか、そういうのも考えながらやってますね。

そういう部分も自社で完結できちゃうんですね!
次に、なぜこの場所にしようと思ったんでしょうか?

以前、お店を構えていたのが北山ってとこだったんですが、街中から離れていました。
四条烏丸は断然人も多いし露出も上がるだろうし、街中で勝負しようかなと。

前の店舗から移動してお客さんの入り方の違いなどの実感はありますか?

そうですね。
お客さんの層も変わったんですけど、路面店と違って3階までのぼる階段のいいところって、変なお客さんが来ないっていうところですね。

珈琲メニューのこだわりありますか?

鮮度ですね!
種類は浅煎りから深煎りまで常時10種類は置いてるんです。
10種類あったら、いずれか好みのコーヒーに近いものは絶対あるだろうって。
なるべく数は多く、基本10種類は置いとくようにしてます。

10種類はなかなか多いですね!

そうですね。
ブレンド合わせると12種類になります。

さいごに、鬼追さんにとって珈琲とはどんなものでしょうか?

たまたまコーヒー屋になっただけなので、語弊を恐れず言うとビジネスアイテムという感じでしょうか。
毎日飲みますし、もちろん好きですよ!
でも盲目的に好きかって言われると、そうはならないようにしてる自分もいますね。
視野が狭くなるのは嫌なんで。
頑固なマスターにもなりたくないですから。だから珈琲はフリースタイルだと思っています。
正解はないじゃないですか!

このインタビューでは書ききれませんでしたがたくさんの今後の展望や野望をお話ししてくれた鬼追さん。

・コーヒーの味や思い出よりも先に、焙煎機を扱うことになる。そこから焙煎機の構造の勉強をし、人に伝えていくうちに詳しくなって焙煎機から魅力を感じてこの業界に入った。

・元々勤められていたIT業界のコンサルの視点でコーヒーという商材を見れる。

私はこの二つのポイントが既成概念にとらわれず、コーヒーを通して他の方が考えないようなアイデアを次々と生み出すフリースタイルを確立していると感じました。

今後の鬼追さんの躍進が楽しみです。

Coffee Base KANONDOさんのお取り扱いは終了していますが、浅煎りから深煎りまで幅広いラインナップのコーヒー豆がオンラインショップでご購入いただけます。

また鬼追さんをゲストにお招きしたインスタライブの様子が
THE RELAY Instagram のアーカイブにございます。ぜひご覧ください!

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INFORMATION

店舗名 Coffee Base KANONDO(コーヒーベースカンオンドウ)
住所 〒604-8222 京都市中京区観音堂町466 ミヤコビル3F
TEL/MAIL 075-741-8718
WEB WEB Instagram
営業時間 平日 10:00〜18:00
土日祝日11:00〜18:00
定休日 無し
焙煎機 NOVO MARKⅡ(ノボマーク2)
エリア 京都
豆の販売 あり

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この記事を書いた人

MIKU FUKAZAWA

コーヒーに片想いしています。いつか近しい関係になれますように。
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