福住珈琲焙煎店
SHOP 2019.01.23
中央バスを『福住2条6丁目』のバス停で降車すると、目の前にあるコーヒー店、福住珈琲焙煎店。
地下鉄東豊線福住駅から徒歩で18分程の距離にあります。
お店の扉を開けると、木材をふんだんに使用した温もりある空間が広がり、店主の久保田さんが明るい笑顔で迎えてくださいます。
店内には充実した数の一人席があり、それぞれのテーブルが大きく隣の席との仕切りもあるので
一人でゆっくりとコーヒーを楽しみたい時にぴったりです。
ほのかに漂うコーヒーの心地よい香りを楽しみながら席につき、メニューを見ると、
店内の焙煎機で丁寧に焼かれた世界各国の銘柄やブレンドのコーヒーが揃っています。
今回はそんな福住珈琲焙煎店の店主、久保田 裕之さんにお話を伺っていきます。
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INTERVIEW have a talk
コーヒー業界に入ったきっかけを教えてください。
コーヒー自体は学生の頃から好きで、就職した会社で、メインではないけれどコーヒーを扱っていました。
働いた会社にたまたまコーヒーがあった。それが業界に入ったきっかけです。
カフェを開いた理由を教えてください。
サラリーマンとして会社で働くことが合わないと感じたからです。
流れとしては、コーヒーを扱っている会社から、コーヒー専門店に転職して経験を積み、2007年にお店を開きました。
開業を考えた当初は、カフェ営業はせず、コーヒー豆の販売専門店にしようと考えていました。
ですが前に働いていたお店で、累計約10万杯のコーヒーを提供した経験があったので、せっかくだからコーヒーを飲めるようにしようと思い、カフェを併設しました。
カフェのコンセプトを教えてください。
空間のコンセプトは、お客さんが一人で黙って来て本を読んで帰れる、隠れ家のようなお店。
味のコンセプトは、自分が作りたい味にコーヒー豆を加工するのではなく、コーヒー豆の持っている味を引き出すこと。
コーヒー豆を焙煎すると、ここが美味しいというポイントが必ずあるのでそれを逃さないようにしています。
自己満足の焙煎はしないです。
お店のPRをお願いします。
当店のおすすめの楽しみ方は、一人で黙って来て黙って帰り、店に行ったことを誰にも話さない。
みんな自分の隠れ家を他の人に言わないですよね。たくさんお客さんが来たら混んじゃいますから。
あなたにとって珈琲とは?
仕事としてコーヒーをやっているわけじゃなくて、コーヒーを仕事にしています。
だから自分にとってコーヒーは身をうずめてもいいもの。
一緒に心中していいものです。
あえてカウンターテーブルを設置せず、
「一人で来たお客さんがゆっくりとした時間を過ごしてほしい」
という久保田さんのこだわりが詰まった空間には、上質な音響機器から素敵な音楽が流れ、
店内をより一層居心地の良いものにしています。
そんな福住珈琲焙煎店に飾ってあり気になったものが、映写機や黒電話、タイプライターなどのアンティークグッズ。
それらの趣ある品々をどのようにして集めたのか久保田さんに伺うと、
「お客さんがこの店の雰囲気に合うよと言って、色んなものを持ってきてくれるんですよ。」と嬉しそうに話してくださいました。
来た人が気取らずにゆっくりとくつろげる珈琲店。
明るい店主さんがいる空間で風味豊かなコーヒーを楽しんでみてください。
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INFORMATION
店舗名 | 福住珈琲焙煎店 |
---|---|
住所 | 札幌市豊平区福住2条6丁目7-3 |
TEL/MAIL | 011-206-4321 |
WEB | |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 第3月曜日 |
焙煎機 | 直火式 4kg、半熱風式 10kg |
エリア | |
豆の販売 | あり |