cafe Lon
SHOP 2018.11.30
札幌市電をロープウェイ入口停留場で降り、西へ向かって歩くこと数分。
黄色い外壁が目印のコーヒー店、cafe Lon(カフェ ロン)があります。
一軒家のような見た目のお店に入ると、打ちっぱなしコンクリートの壁に木材を使用した椅子やテーブルが映える空間。
日光と照明の柔らかい光が射す店内には心地よい音量の音楽が流れ、
落ち着いて自家焙煎のコーヒーや自家製のケーキを楽しむことができます。
今回はそんなcafe Lonの店主、武田 雅樹さんにお話を伺っていきます。
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INTERVIEW have a talk
コーヒー業界に入ったきっかけを教えてください。
僕はずっと海外にいました。帰ってきて、なんとなく見た求人広告誌にたまたま掲載されていたコーヒーチェーン店を受けてみたら受かったんです。
業界に入った最初のきっかけは本当にたまたまなんですよ。
カフェを開いた理由を教えてください。
最初に入ったチェーン店をすぐに辞め、会社を変えてでも何か形にしないといけないと思い、別のカフェに入社し、そこで5年間務めました。
31歳くらいでカフェを辞めた後、転職するには微妙な年齢でしたし、何かしようと考えた時に、コーヒーが自分の能力で勝負できる仕事であり、一生懸命できる事かなと思い独立開業しました。
カフェのコンセプトを教えてください。
喫茶店には色んな役割があると思います。
働く人も来る人も色々だし、店を開いている目的も色々。
場所を提供したいっていう人もいれば、昭和の喫茶店の雰囲気を再現したいという人もいます。
僕は純粋にコーヒーだけなんです。コーヒーそのものの質をなるべく高く追求していきたい。
今までの経験を踏まえてより良いものを作りたいと思い、カフェを開いています。
お店のPRをお願いします。
これまで話したことと矛盾してしまう部分もあるのですが、この文章を読んだ方がいるとして、ここに書いてあることはあくまで情報の一つなんです。
あまり情報やトレンドに関係なく、自分が美味しいと思ったかどうかに素直になって自分の行く店を決めればいいじゃないかと思います。
例えばネットで有名なお店に行ってみたけれど自分はあまり美味しいとは思えない、だけど皆が美味しいと言っているからこれは美味しいんだと思い込むのではなく、嫌だと思ったら嫌でいいじゃないかと考えています。
だから僕はお客さんに対して、無理に美味しいって言わなくて良いですよと言っています。
あなたにとって珈琲とは?
コーヒーとは自分が一生懸命打ち込めるほぼ唯一のものです。
店内で焙煎されネルドリップで丁寧に落とされたコーヒーはどれも上品な味わい。
リーズナブルな値段設定の自家製ケーキとの相性は抜群です。
コーヒーが苦手という方には数種類の茶葉から選べる紅茶がおすすめ。
店主の武田さんの気取らず真剣にコーヒーに向き合う姿勢が素敵なコーヒー店。
ゆっくりとした時間が流れる空間で上質なコーヒーをじっくりと楽しんでみてください。
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basic / source: http://basic-coffee.jp/
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INFORMATION
店舗名 | cafe Lon(カフェ ロン) |
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住所 | 札幌市中央区南19条西15丁目−3−11 |
TEL/MAIL | 011-596-0655 |
WEB | |
営業時間 | 火〜金 : 11:00〜22:00 / 土・日 : 10:00〜22:00 |
定休日 | 月曜日 |
焙煎機 | 1kg窯 直火式 |
エリア | |
豆の販売 | あり |