THE RELAY 8月 マンスリーロースター【Kurasu /京都】ただ生きるのではなく、「暮らす」コトを大切に。コーヒーを通して京都から全国、そして世界へ。

THE RELAY 8月 マンスリーロースター【Kurasu /京都】ただ生きるのではなく、「暮らす」コトを大切に。コーヒーを通して京都から全国、そして世界へ。

SPECIAL 2021.08.20

京都市中京区山中町には夷川通という通りがあります。
この通りは家具屋が立ち並んでいたことから家具屋通りとも言われているそうです。

夷川通を歩いていくとその一角には・・・、
二階建ての真っ白な外観に一面ガラス張りでナチュラルな木枠の扉が印象的な建物が見えてきます。
それがKurasu Ebisugawaです
家具倉庫をリノベーションした店舗はとても間口が広く、縦長な長屋の多い京都では珍しいそう。
外観と同じく、店内も白と木目を基調としたあたたかみのある開放的な空間となっています。

KurasuさんがKurasu Ebisugawaをオープンさせたのは2020年の7月。コロナ禍真っ只中。

今回は、代表である大槻 洋三(おおつき ようぞう)さんにKurasuをはじめた理由から、コロナ禍にKurasu Ebisugawaをオープンさせた経緯などたっぷりとお話をしていただきました。

 

コーヒー業界に入ったきっかけを教えてください。

前職はサラリーマンとして企業に勤めていたんですが、退職後は、縁があってオーストラリアのシドニーに住んでいました。
そこでオーストラリアにいてもできること、なおかつ、帰国後も継続的にできることって何だろうと考え、たどり着いたのがEC サイトで何かを販売することでした。
じゃあ何を販売すればいいだろうと考えたときに、日本とオーストラリア(海外)をつなげる架け橋として、日本の良いものを紹介したい。知ってほしい。という想いがあることに気付きました。

そこから日本の雑貨を販売するECサイトをスタートさせました。

雑貨屋さんにはコーヒー器具のコーナーがあると思うんですが、Kurasuも同じく一部コーヒー器具を扱っていました。
半年もしないうちにコーヒー器具の売上が良く、問い合わせの件数も増えていきました。
その時に、コーヒーの力って凄いんだな・・・って改めて感じるきっかけになったんです。

それまでは、もともとコーヒーは好きでしたが、ビジネスとは結びついていませんでした。
でも、そこで初めて自分の好きなコーヒーを仕事にしてもいいんじゃないかと感じることができて、徐々にコーヒーに特化したお店に姿を変えていきました。

その時のコーヒー器具は日本の製品のみを扱っていたんですか?

そうですね、日本のものを紹介する、日本のものを伝えたいというところから始まっているので、日本のコーヒー器具のみで。その専門店として運営していました。

例えばどちらの器具を取り扱っていたんでしょうか?

例えばKONO、HARIOやKalita。
他にもTORCH(トーチ)さんのマウンテンドリッパーやドーナッツドリッパーなども取り扱っていました。

特に海外に代理店を持たないメーカーの商品が注目度が高く売れる傾向にありましたね。

京都スタンド店

次にKurasu Ebisugawaを開いた理由を教えてください!

ちょうど1年くらいになるんですけど、去年の7月にオープンしました。
コロナが一番ピークだった時期でしたね。
私たちの中でずっと、Kurasuの原点である器具をより多くの方に使っていただけるような、もう少しホームブリューに寄り添う、それをサポートできるお店づくりをしていきたいなと考えていました。

Kurasu Kyoto Standは、小さな坪数で立ち飲みスタイルのお店なので器具を置くスペースがしっかりと取れないことや、ドリンク提供スピードやボリュームベース(回転数)のお店のため、お客様とのコミュニケーションをゆっくりと取るような場所ではなかったため、新たにそういった場所を探していました。

この状況で店舗を開けるというのは迷いも少しありましたが、むしろこれが私たちのチャンスではないかと感じるきっかけでもあったんですね。

というのも、カフェはコロナになって海外からのインバウンドも途絶える中で、自宅でコーヒーを飲む需要は増えるだろうと予測していたからです。
そこから、ホームブリューを発信するお店づくりをきちんとしていきたいなと思い話を進めて、7月にオープンを決めました。

次に店名の由来を教えてください。

もともとは、オーストラリアの国内向けの生活雑貨を販売するオンラインストアからスタートしているので、日本語で海外の方でもある程度発音しやすい言葉である「暮らす」という言葉から「Kurasu」という名前をつけました。
誰でも覚えやすくミニマルでシンプル、なおかつ直結しているもの。

今はKurasuという名前にしたことによって幅広くお客様にいい意味で捉えて頂いてるので、うちも凄く色々な展開がしやすいですし、あえてKurasu coffee roasterなどにはしていないんです。
みなさんが広い意味でKurasuと何かを結びつけてくださるのでこの名前にしてよかったなと思っています。

ありがとうございます。耳馴染みの良い安心感もある言葉ですよね。
次にKurasu Ebisugawaのコンセプトを教えてください!

「ホームブリュー」が1番のコンセプトですね!
とても広いスペースの店内では座席の配置やディスプレイにも拘りました。
丸テーブルにゆとりを持って椅子を3つしか置かない席があったり、席に座ると目の前の壁一面が器具のディスプレイコーナーになっていて、それを眺めながらコーヒーを飲む配置になっていたり。
Kurasu Kyoto Standとはまた違った、家の中にいるような身近に感じられるようなデザインにしました。

店舗のコンセプトとしては、全て自宅で再現できるレシピのご提案、店頭で使用している器具は全て家庭用。使用器具は購入もできるという仕組みになっています。

なぜそうしたかっていうと、お店の味をご自宅で再現するとき、なかなかそれが実現しにくくがっかりさせてしまう。という部分にジレンマを持っていたからです。多分そういったコーヒー屋さんは多いのではないでしょうか・・・
こうすることによって限りなく同じ味をご家庭でも味わえるような仕組みになっています。

それはホームブリューをしたい方にとってすごく嬉しい試みですね。
次に、なぜこの場所にお店を構えようと思ったのでしょうか?

物件自体、良いものが見つかったというのも大きいです。
ここはもともと家具屋さんが凄くたくさんある夷川通りっていう名がついている場所なんです。
家具ではないですが生活の一部のコーヒー器具を私たちは提供しているので、そこの関連性を凄く感じました。
この店舗も家具屋さんの倉庫をリノベーションして作ったので、とても間口が広く構造もしっかりとしているんです。
それとここら辺は住宅地になっていることもあり、地域に根付き、もっと京都の方々に「Kurasu」のコーヒーを知ってもらいたいと考えたからです。

ありがとうございます。家具屋街であり住宅街なんですね!

そうですね。住宅街でありながら、夷川通りには色々なお店が並んでいるので、たくさんの方がきやすい立地になっています。

家具を見て回りながら、コーヒーも飲めるのは最高ですね!

そうですね、ここ最近も新しく色々なお店が増えてきて、感度の高い方がいらっしゃったりしています。
なのでとてもいいエリアだと思ってます!

ありがとうございます!
次にお店のPRをお願いします。

店頭ではコーヒー豆が常時5種類ほど、店内ドリンクは5〜7種類ほどからお選びいただけます。
フードの提供はなく、現在は焼き菓子を仕入れたものを提供していますが、新しくできたロースタリーの場所にセントラルキッチンを設けていますので今後はそこで作ったお菓子などの提供をしていく予定です。

最後に大槻さんにとってコーヒーとはどんなものでしょうか?

私にとってよかったと思う点は、人と繋がることができたことです。
もともと前職で企業の中にいた時は、ストレートにいうと楽しくなかったんですね!笑
チャレンジはもちろんあったんですけど、同じことの繰り返し。
その中で考えいたのは、私自身が何かやることで影響があったり、変化があるようなことに携われたらいいなという想いでした。
色々やっていく中で今はここにたどり着いています。

Kurasuも今は全体で20人のチームになりました。この20人のチームと出会えて、その20人がみんなKurasuのことを思ってくれていて、一緒に働いてくれているのが財産です。

あとは深澤さんもコーヒー業界でいろんな方にインタビューされている中で感じているかもしれませんが、本当にみんなストレートにいいひとが多いなって!

本当にそれは私も感じています。
みなさんいい方が多いですね!

強い思いを持たれてやっている。そういった方々と繋がると、ライバル意識や、潰してやろうとか、そういう意識って特に私たちの世代ではあまりないと感じていて・・・
みんなで情報共有しながら、日本のコーヒー業界をよくしていこうと協力しあう方が多いです。
そういう関係性があるから私も助けられてますし、誰かが困ってたら手を差し伸べる。
このネットワークは私にとって大切な財産です。
そして、今後私たちがやっていきたいのは農園や生産者との繋がりを作っていくことです。

 

Kurasuさんは現在
Kurasu Kyoto Stand
Kurasu Ebisugawa
Kurasu Singapore
Kurasu Bangkok
の4店舗を運営されています。
そのほかにもKOHIIというコーヒーと人とを繋ぐアプリがリリース。
日本ではまだ取扱のない海外の魅力ある製品を取り扱う
セカンドブランド「Kigu」が2021年7月にローンチされました。

 

今回インタビュー内では触れていませんが、大槻さんはアイディアマンでまだまだ構想のストックがあるそうです。
この先のKurasuさんの展開も要チェックですね!

そんなKurasuさんのコーヒーはTHE RELAYにて、8月末まで店内ドリンク提供いたします!

コーヒー豆は10月末までお取り扱いしています。

実際にTHE RELAYで味わって頂き、好みの味を見つけてくださいね!

THE RELAYのInstagramアカウントでは、お取り扱いのコーヒー豆の情報やインスタライブの様子も随時更新されますので
こちらも是非チェックしてください!

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INFORMATION

店舗名 Kurasu Ebisugawa
住所 〒604-0815 京都府京都市中京区山中町551
TEL/MAIL 075-222-5522
WEB WEB Instagram Facebook
営業時間 毎日10:00~18:00
「京都府の施策や情勢の変化によって営業時間は変更になる可能性があります。
 お越しの際は、最新の情報をSNSもしくはKurasu HPでご確認の上お越しください。」
定休日 なし
焙煎機 GIESEN w6 6kg
LORING 35kg
エリア 京都
豆の販売 あり

MAP

この記事を書いた人

MIKU FUKAZAWA

コーヒーに片想いしています。いつか近しい関係になれますように。
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