めっちゃ簡単にコーヒーを淹れる方法
SPECIAL 2019.01.25
以前、急須や茶こしを使って手軽にコーヒーを淹れられるかを検証しました。
実際に検証することで分かることがたくさんあり、特に急須で淹れるコーヒーは飲んだ人から好評でした!
コーヒーヲタクで行っている様々な検証の記事はこちら → 検証記事一覧
さて、今回も簡単にコーヒーを淹れる方法の検証。
今回は、ドリップポットや温度計、スケールなどの専門的な器具はなるべく使わず、手軽にコーヒーを美味しく淹れる方法を検証していきます!
使う器具
今回の淹れ方で主に使用するのは計量カップとペーパーフィルターをセットするドリッパー。
コーヒー器具が少なくて済むのがこの淹れ方のおすすめポイント。
今回使用するコーヒーの粉はおよそ15gで挽き目は中挽きくらい。
目安としては、小さめのスプーンに上の画像くらい山盛りにした粉を8杯くらい。
コーヒーを淹れてみた
それでは早速コーヒーを淹れていきましょう!
まず、計量カップにコーヒーの粉を入れます。
次に沸騰したてのお湯を計量カップの200mlの目盛りくらいまで一気に注ぎます。
今回はとにかく簡単・手軽にコーヒーを淹れることを目的としているので、ドリップポットを用いて細くお湯を注いだり、スケールでお湯の量を計測したりはしません。
お湯を注いだらコーヒーの粉とお湯をまぜまぜ。
スプーンを使わず、カップを振って混ぜるのでも大丈夫です(勢いよく振ってこぼさないように!)
混ぜたらそのまま放置。
3分くらい経過したら、カップの中身をペーパーフィルターをセットしたドリッパーに注ぎ、粉を濾します。
途中でペーパーが詰まってコーヒーが落ちなくなったら、ペーパーを軽く引き伸ばしたり、上に持ち上げたりすると流れやすいですよ!
今回は検証のためドリッパーをコーヒーサーバーにセットして使用していますが、カップの上に直接ドリッパーをセットしてもOKです!
淹れたコーヒーを飲んでみた
出来上がったコーヒーがこちら!
それでは飲んでみましょう!
飲んだ感想:
際立った酸味や苦味はなく、全体的にまろやかな味わいで、甘みが感じられます。
コーヒー豆の個性は感じられますが、ドリップやフレンチプレスで淹れるときよりもインパクトが薄くなったような、角がとれて丸くなったような感じがします。
良い点と気になる点
この淹れ方の良い点は
・必要な器具、技術が少ない
・簡単にコーヒー豆の甘みを抽出できる
・注ぐお湯の量や放置する時間などで味わいを変えられ、工夫次第でどんどん好みの味を追求できる
一方、気になる点は
・ドリップやプレス式に比べてコーヒー豆の個性を引き出すのが難しい
・すっきりとした味わいが好きな人はあまり好きではないかも?
といったところです。
今回の淹れ方の特におすすめのポイントは、ドリッパー以外はご家庭にあるものがほとんどで、気軽に試せることです。
また、今回の淹れ方はドリッパーの大きさ、形状に制限はありません。
例えばTetra Dripのようなコンパクトなドリッパーを用いれば、荷物を増やしたくないアウトドアシーンでも手軽にコーヒーを楽しめます!
ちなみにTetra Dripを組み立てるとこんな感じ。
いかがだったでしょうか。
今回はなるべく技術やコーヒー器具を必要とせず、とことん簡単にコーヒーを淹れられる方法を検証してみました。
この記事が手軽にコーヒーを淹れたい!という方の参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがコーヒーを楽しんでくださることを願っています。