
【Philocoffea 表参道店/東京都港区】
SPECIAL 2025.06.03
皆さまお待たせ致しました!3回目の登場Philocoffeaさんです。
今回は新店舗であるPhilocoffea表参道店についてお伺いしていこうと思います。
さて、少し振り返っていきます。
THE RELAYがスタートした2021年3月にChapter001、
トップバッターとしていち早く参加してくださったのがPhilocoffea粕谷さんでした。
初回のインタビュー記事はこちら↓
https://coffee-otaku.com/archives/19454
さらに2022年5月にChapter029として再登場してくれました。
この時はPHILOCOFFEA 201がオープンしたことやYouTubeをスタートさせたことなど、インタビューでお伺いしました。
目標は日本一有名なバリスタになることとお話しされていました!
2回目のインタビュー記事はこちら↓
https://coffee-otaku.com/archives/24088
そして今回THE RELAYも5年目を迎えChapter068として3年ぶり3回目となります!
お店・コーヒーのコンセプトを教えてください。

私たちPhilocoffeaは、コーヒーの世界を幸せと感動で満たすことを目指しています。
World Brewers Cup 2016 Championの粕谷 哲が世界中から本当に美味しいと思うコーヒーだけを集め、生豆の選択から焙煎、抽出までを管理しています。
表参道店は店員とお客様の距離感が近いお店にしたいと思っています。
エスプレッソマシンを埋め込むことによってバリスタの手元が見えるようにしたり、マシンで壁を作ることなくお客様と同じ目線で交流できるようにしました。
また、お客さんがおいしさだけじゃなく、そのバリスタの所作やコミュニケーションでよりコーヒーの魅力や奥深さの発見に繋がるといいなと思っています。
お店をオープンした背景はありますか?

東京には本当は出したくなかったんですよ・・・。
流行り廃りが多いので、自分たちがやりたいことをちゃんとやれた状態でやり続けられるかの不安が大きかったんです。
でも、世界中から哲に会いに行きたいけど千葉のお店は遠いし行きにくい・・・
という声が多かったので、アクセスが良くて会える場所としても東京に出したいなと思うようになりました。
表参道にした理由はなんでしょうか?

もうコーヒーの流行が定着している清澄白河などのエリアあえて選ばず、表参道や浅草など、たくさんの国内外の人が集まる場所にしようと思ったからです。
その中で物件の巡り合わせがあったのが表参道でした。
本当は50坪のお店を構えるはずだったんですけど、物件トラブルでできなくなってしまったりとありましたが・・・
『あらゆるところにところに特別なコーヒー体験を届ける』という私たちのミッションにおいて、人やモノの流れが早く、多くの人が行き交う『東京・表参道』にカフェをオープンすることが、私たちの新しい挑戦になると確信したからです。
場所は、表参道の駅から徒歩1分の、GREEN TERRACE表参道の地下1階にあります。
お店のPRポイントを教えてください。

特にここにしかないメニューなどはないんですが、特別なブレンドは置いています。
東京ブレンドというのを出しています。シーズンによってブレンドの内容を変えて味わいも変えています。いつ来ても新しいものがあるのが東京だと思うのでそれを意識したブレンドを作りました。
今回選んでくださったコーヒー4種類についてそれぞれ選んでくれた理由やおすすめポイントを教えてください。

231 Ethiopia Bona Zuria Washed
王道のエチオピア、コーヒーが好きな人が求めているエチオピアウォッシュドです!
爽やかさと甘さを兼ね備えたエチオピアウォッシュトです。みかんやアプリコットのようなジューシーで甘い味わい。また、紅茶に蜂蜜を入れて飲んでいるような優雅さも感じます。朝食と一緒に楽しむ一杯にも、昼過ぎにちょっと休憩でのむ一杯にも、休日にゆっくり味わう一杯にも、生活のいろんな場面に馴染みそうなエチオピア。日常が少し明るくなる、そんな良さのあるコーヒーです。
239 Colombia Carambolo Washed
全体的に白くて甘いっていうのがこのカランボのイメージカラーというか、イメージキャラ。ヨーグルトっぽい乳酸の印象が特徴です。
253 Rwanda Remera Undershade Lot2
ジューシーさがしっかりあり、ワイルドでちょっと荒々しさもある。
みかんやレモンキャンディーのような甘みのあるシトラス感。後味にはハーバルな余韻が感じられ、これぞルワンダ!という感じです。すっきりとした甘さと酸味が心地よいので、急冷のアイスコーヒーで飲むのも好きです。ジューシーな味わいに思わずゴクゴク飲んでしまいますね。ホットであれば、滑らかな口当たりがお楽しみいただけるので、その日の気温や気分でどちらもお試しくださいませ。
254 Ethiopia Guji Muje Masina Natural
深煎りらしいしっかりとした苦味、その後に広がるチョコレートのような甘さ。ベリー系の酸が柔らかく感じられ、よりこのコーヒーに立体感をもたらしています。冷めてくるとグレープやダークチェリーのようなフルーティーな味わいも現れ、より彩りのある味わいに変化していきます。重厚感のある口当たりが心地よく、食事終わりの〆の一杯にもおすすめです。
3度目ですが粕谷さんにとって珈琲とは?

あまり変わらないと思います。
コーヒー自体はずっと変わらないので、コーヒーに対する向き合い方の違いとかはあったと思うんですけど。
自分が今どういうところに力を入れてるのかとか、どういうステータスになってるのかっていうのを測るのにも、コーヒーって存在してくれてるなと思う。
やっぱり鏡っぽいなとは思いますね。
もうなんか自分自身なんじゃないかなっていう感じします。
一度体調を崩された後、心境の変化などはありましたか?

健康には気をつけようと思いました。ちゃんと休む、ちゃんと寝る、少なくともご飯をちゃんと食べることはしようと思いますね。
THE RELAYのお客様へ一言

THE RELAYでPhilocoffeaのコーヒーを飲んだら、次は実店舗にもきて頂きたいですね。
THE RELAYさんってそういうバトンを繋ぐというお店だと思うので繋がったら嬉しいです。
◉オーナープロフィール◉
PHILOCOFFEA(フィロコフィア) 粕谷 哲(カスヤ テツ)ブラックコーヒーを美味しく淹れる世界大会『World Brewers Cup』で アジア人として初めて世界チャンピオンに輝いた粕谷哲が設立、経営する自家焙煎店。 ブラックコーヒーの美味しさについて最も理解するバリスタ・ロースターとして評価される粕谷が、 生豆の買付から焙煎、抽出まですべての品質管理を行っています。 PHILOSOPHY(哲学すること)+COFFEA(コーヒーノキ)の造語である、PHILOCOFFEA。 なぜCOFFEEではなくCOFFEAなのか。 そこには、コーヒー業界のあるべき姿や理想を考え、 その目標に向かってコーヒーノキが根を張るように少しずつ花を咲かせられるよう邁進していく、 という私たちの理念が込められています。 コーヒーという手段を使って、あらゆる場所のあらゆる人々の暮らしを豊かにすること。 それこそが我々PHILOCOFFEAのミッションです。 現在千葉県の船橋市に2店舗、習志野市に1店舗、東京の表参道に1店舗構える。
2012年に1型糖尿病を発病し、入院生活中にコーヒーに目覚める。
2013年バリスタとしての道を進み始める。
2016年6月World Brewers Cup 2016にて日本人初の決勝進出、そして、アジア人初の世界制覇を達成。
世界チャンピオンとなった今、アジアや日本各地でセミナーやワークショップを行い、精力的に次世代のバリスタ育成や一般消費者に向けてコーヒーの魅力を発信している。
現在は千葉県船橋市で自身の立ち上げた自家焙煎スペシャルティコーヒー店、株式会社Philocoffea(フィロコフィア)を経営する。
2018年 シャポー船橋店オープン
2021年 Philocoffea 201オープン
2021年 プラッツ習志野店オープン
2025年 表参道店オープン
THE RELAYのInstagramには今までのマンスリーロースターで参加してくださったロースターさんのご紹介もしております。
Philocoffeaの粕谷さん、田中さんをゲストに迎えたインスタライブはこちら。
是非みなさんTHE RELAYへ飲みにいらしてくださいね!
Philocoffeaさんのコーヒー豆は2025年8月末までTHE RELAYの店舗で購入できます。
GALLERY
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INFORMATION
店舗名 | PHILOCOFFEA表参道店 |
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住所 | 107-0061東京都港区北青山3-8-15 GREEN TERRACE表参道B1F |
TEL/MAIL | 0364506105 |
WEB | |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | なし |
焙煎機 | Loring Smart Roaster”S15 Falcon”、STRONGHOLD S7X(焙煎所は別にあります) |
エリア | |
豆の販売 | あり |